今こそイチローを1番に!?ヤンキース打線を立て直せ!

悩めるジラルディ監督!打線の大幅入れ替えが必要か!?

ジラルディ監督

Joe Girardi by Keith Allison

走攻守未だ衰えないイチロー選手!今年は出塁率も高い!

 不調のヤンキース打線にあって、40歳のイチロー選手は好調を維持しています。今年は外野5番手としてスタートし、代打、代走、守備固めでの出場が中心でした。限られた出場機会の中で結果を出し、不調の外野手に変わって徐々に出場機会を増やし、今ではスタメン出場が多くなっています。

  • イチロー選手の成績(7月3日現在)
    打率.286、出塁率.345(70試合161打数46安打15四死球)、盗塁5
    ※参考:規定打席=83試合×3.1=257

 

 序盤では終盤の代打出場で1打席のみということも多く、試合数の割には打席数が少なくなっています。それでも、主力として活躍し、チーム内では3位の打率を残しています。

 また、出塁率が高めなのが今年のイチロー選手の特徴です。キャリア通算で出塁率と打率の差は「.042」、今年は「.059」です。これは2002年に次ぐ数字です(参考:イチロー – Wikipedia)。

 積極的に打ちに行くスタイルの選手ですが、今年はボールを見極める場面がやや目立ちます。あくまで推測ですが、ボール球を見極めて甘い球を確実に狙っているためでしょう。若いころのイチロー選手なら、明らかなボール球もヒットにしていましたが、今年はそれが少ない印象です。

 

 

走塁技術はまだまだ一流!

 イチロー選手を1番に置く上で気になるのは、体力と走力です。まず体力面ですが、今年は腰の痛みで休養を取りました。これはこれまでのイチロー選手からすると非常に珍しいことです。そしてもちろん、40という年齢も気になります。1番となると打席数も増え、体への負担は当然大きくなります。ただ、適度に休養を取ることで、体力面の問題はクリアできるでしょう。

 一方、走力はまだまだ健在です。まず盗塁ですが、出塁数から計算しても、1年フルに出場すると仮定すれば30盗塁はまだまだいけます。40歳でこのパフォーマンスは驚異的としか言いようがありません。さらに、走塁技術は相変わらず素晴らしく、無駄が無く隙も無いプレイを何度も見せています。代走出場の多さもその証拠でしょう。

  出塁率が.350近くあり、盗塁もできて走塁が上手い。1番打者の能力としては十分です。ヤンキースの他の選手と比べた場合、ガードナーやエルズベリーには劣ります。しかし、他の選手が不調なのを考慮すれば、イチロー選手を1番に置いた打線がチームにとってプラスだと思います。

 

イチローとジーターで交代で2番/1番イチローでガードナーの打順を上げてみる!

 ここで参考までに、1番打者の候補、ヤンキースの中でも好調のキープレイヤーについて、成績を見て行きましょう。

  • 1番  ガードナー:.288(.359),8本,33点,15盗塁(OPS.793)
  • 2番  ジーター:.271(.325)2本,20点,5盗塁(OPS.654)
  • 3番  エルズベリー:.288(.357)4本,34打点,23盗塁(OPS.752)
  • 7~9番 イチロー:.286(.345)0本,10点,5盗塁(OPS.668)

 ヤンキース打線は4番以降がひどい状態です。特にクリンナップはとにかく打率が低く、チャンスでなかなかタイムリーが出ません。4番のティシェイラはOPSも含めればそれほどひどい数字ではないですが、優勝を狙う球団の4番としては力不足です。

  • 4番 ティシェイラ:.239(.342)15本,41点(OPS.810)

 

 今のヤンキースで期待できるのはこれらのメンバーです。現在の打順はなかなか悪くないですが、イチロー選手の足をもっと生かしたいところです。また、高齢で走力の衰えが大きいジーターは時折下位打線にまわして休ませたいところです。そうなると、イチロー選手は2番が最適でしょう。後半戦の疲労度も考えて、ジーターとイチロー選手を交代で2番を担当させるのがおすすめです。

 あるいは、今年はガードナーが好調で、特に長打率が高いです。ですから、ガードナーをクリンナップに上げて、イチロー選手を1番で使うという手もあります。普通で考えればクリンナップを打つ打者ではないですが、繋いで点を取るスモールベースボールと考えれば悪くありません。

 他にも、ここまで打線がひどいのなら、いっその事守備重視のスタメンを組んでもいいでしょう。

 

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