文章の書き方②「主張→理由、例、(譲歩)→結論」

2014年3月30日

ルールに沿って文章を書いてみよう!

もくじ

  1. ルール1「主張→理由、例、譲歩→結論」
  2. 譲歩を使って文章に説得力を
  3. 結論は主張の言い換え
  4. もくじ

1、ルール1「主張→理由、例、譲歩→結論」

文章を学ぶには、ルールを覚えるのが一番です。
ここでは、ルールがしっかりしている「論理的な文章」について学んでいきましょう。
まずは、ルール1「主張→理由、例、譲歩→結論」です。

詳しい説明は後にして、とりあえずルールに従った例文を見てみましょう。
まずは、主張から例、理由までです。

(例文)

 お金はたくさんあった方がいい。なぜなら、お金は人を幸せにするからだ。例えば、お金があったら好きなものがたくさん買えるし、旅行にも行ける。万が一のことがあっても、お金があれば安心感を得られる。

では、文章の構造を詳しく見て行きましょう。

 

  • 「主張」……お金はたくさんあった方がいい。
  • 「理由」……なぜなら、お金は人を幸せにするからだ
  • 「例」 ……例えば、お金があったら好きなものがたくさん買えるし、旅行にも行ける。万が一のことがあっても、お金があれば安心感を得られる。

ここでポイントとなるのは、太字で示した部分、いわゆる接続詞です。
「なぜなら~だからだ」というのは、理由を述べる際に、よく使われる文章の形です。
また、例の冒頭の「例えば」という言葉も重要です。

 

文章が苦手な人は、このような文章の形をうまく使えていない場合が多いです。文章の決まった形を使うと、話の流れもスムーズになりますし、全体として整った文章になります。

 

  • ルール1「主張→理由、例、譲歩→結論」
  • 最初に「主張」を書き、次に「理由」と「例」を加える。

 

 

2、譲歩を使って文章に説得力を

今度は、先ほどの文章に「譲歩」というものを加えてみます。

(例文)

 お金はたくさんあった方がいい。なぜなら、お金は人を幸せにするからだ。例えば、お金があったら好きなものがたくさん買えるし、旅行にも行ける。万が一のことがあっても、お金があれば安心感を得られる。
 確かに、人生にとってお金が全てではないし、お金を持っていても不幸な人はいる。しかし、使い方を間違わない限り、お金は生活を豊かにするし、生き方の選択肢も広がるはずだ。

 

譲歩と言うのは、主張とは反対の意見や、主張に含まれる問題点などを挙げた上で、それでもやはり主張は正しいことを説明するテクニックです。

 

ここでもポイントは、接続詞を含む、文章の形です。
「確かに~。しかし~。」という流れは譲歩の文章によく使われるものです。
いったん別の意見に「譲」っておいて、あるいは別の意見に「歩」み寄りつつ、最後はやはり自分の主張が正しいとするわけです。

  • 次に譲歩を加える。「確かに~。しかし~」というのが基本の形。

 

3、結論は主張の言い換え

結論部分は、例や理由を踏まえての、文章のまとめです。

具体的には、最初に書いた主張の言い換えであり、より簡潔にまとめた文がいいでしょう。

(例文)

 お金はたくさんあった方がいい。なぜなら、お金は人を幸せにするからだ。例えば、お金があったら好きなものがたくさん買えるし、旅行にも行ける。万が一のことがあっても、お金があれば安心感を得られる。
 確かに、人生にとってお金が全てではないし、お金を持っていても不幸な人はいる。しかし、使い方を間違わない限り、お金は生活を豊かにするし、生き方の選択肢も広がるはずだ。
 お金は、正しく使うことができれば、人生をより豊かにするので、たくさんあった方がいい。

 

ここではまず、譲歩の内容を受けて「正しく使うことができれば」とし、例の内容を受けて「人生をより豊かにする」としました。そして最後に、主張の内容をそのまま繰り返しました。

 

  • 結論は主張の言い換え。「まとめ+主張の言い換え(繰り返し)」が簡単。

 

 

まとめ

 

  • ルール1「主張→理由、例、譲歩→結論」 
  • 最初に「主張」を書き、次に「理由」と「例」を加える。
  • 次に譲歩を加える。「確かに~。しかし~」というのが基本の形。
  • 結論は主張の言い換え。「まとめ+主張の言い換え(繰り返し)」が簡単。

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