【90年代/2000年代】洋楽ロックの総合アルバムランキング!

2018年3月7日

英米音楽誌ランキングから名盤をチョイス!

参考にするランキング

ランキングのリストは記事後半にまとめてあるので、そちらを御覧ください
年代別アルバムランキング(90年代以降)
歴代売上(世界)ランキング/アーティスト・トータルセールス

もくじ

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英Q誌入賞おすすめアルバム!
  • レディオ・ヘッド『OK Computer』(1997)
  • ニルヴァーナ『ネヴァーマインド』(1991)
  • U2『ヨシュア・トゥリー』(1987)
  • オアシス『モーニング・グローリー』(1995)
  • ストロークス『イズ・ディス・イット』(2001)
  • U2『アクトン・ベイビー』(1991)
  • ストーン・ローゼズ『The Stone Roses』(1989)
  • コールド・プレイ『静寂の世界』(2004)
  • レディオ・ヘッド『ベンズ』(1995)
  • ホワイト・ストライプス『ホワイト・ブラッド・セルズ』(2001)
  • アークティック・モンキーズ『Whatever People…』(2006)
  • オアシス『ディフィニトリー・メイビー』(1994)
  • ミューズ『ブラック・ホールズ・アンド・レヴァレイションズ』(2006)
  • ザ・キラーズ『ホット・ファス』(2004)
  • アーケイド・ファイア『フューネラル』(2004)
  • グリーン・デイ『アメリカン・イディオット』(2004)
  • キングス・オブ・レオン『オンリー・バイ・ザ・ナイト』(2008)
  • マイ・ブラッディ・バレンタイン『ラヴレス』(1991)
米R誌入賞おすすめアルバム!
  • 90年代
    • ベック『オディレイ』(1996)
    • メタリカ『メタリカ(ブラック・アルバム)』(1991)
    • レッチリ『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』(1991)
    • スマッシング・パンプキンズ『サイアミーズ・ドリーム』(1993)
    • レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン『〃』(1992)
    • グリーン・デイ『ドゥーキー』(1994)
  • 2000年代
    • ホワイト・ストライプス『エレファント』(2003)
    • ウィルコ『ヤンキー・ホテル・フォックストロット』(2002)
    • U2『オール・ザット・ユーキャン・リーブ・ビハインド』(2000)
    • レディオ・ヘッド『イン・レインボウズ』(2007)
なぜかランク外の名盤!
  • リンキン・パーク『ハイブリッド・セオリー』(2000)
  • フー・ファイターズ『イン・ユア・オナー』(2005)

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  • ランキング詳細・分析!
    • Q誌が選ぶ過去25年のベストアルバム30[英,2010年]
    • ローリングストーン誌が選ぶ1990年代ベストアルバム100[米,2011]
    • ローリングストーン誌が選ぶ2000年代ベストアルバム100[米,2011]
洋楽ロックまとめ

90年代、2000年代のアルバムはこれを聞け!

 ここでは「Q誌が選ぶ過去25年のベストアルバム30」(1985~2010)[英,2010年]を軸に、アメリカのローリングストーン誌の90年代、2000年代のランキングを絡めて、比較的新しいアルバムをバランス良く紹介していきます。歴代売上ランクに登場するものは「★」を記載しておきます。

英Q誌入賞おすすめアルバム!

【Q誌1位】【R誌90s:3位】
レディオ・ヘッドOK Computer』(1997)

 90年代以降のイギリス及び世界で大活躍したバンドの代表格。21世紀のピンク・フロイドとも表される。エレクトリックやコンピューターを多用した音が特徴。捻くれていて時に悲しく時にハードなこの作品が世界的ヒットとなり、以降は実験的な作品を数多く世に送り出してどれも世界的ヒットとなっている。一方でメロディアスなフレーズも多い。

【Q誌2位】【R誌90s:1位】
ネヴァーマインド(Nevermind)』(1991)
ニルヴァーナ
★歴代売上34位(2600万枚)

 90年代初期のグランジブームの中心にあり、中心人物のカート・コバーンは時代の寵児となっていた。オアシスのノエル・ギャラガーなどは「彼は俺達の時代のジョン・レノンになり得た」と賞賛している。曲調はグランジ、パンクが基本だが、ポップでメロディアスな部分も優れており、爆発的なヒットを生んだ。ジャケットと共に90年代で最も有名な作品のひとつ。

 ちなみにカート・コバーンは絶頂期の1994年にショット・ガンで自殺し伝説となる。残されたメンバーのうちデイヴ・グロールフー・ファイターズを結成し、グラミーの常連になるまでに成長。

【Q誌6位】【R誌80s:3位】
ヨシュア・トゥリー(The Joshua Tree)』
(1987)U2
★歴代売上41位(2500万枚)

 おなじみU2の最高傑作。アイルランド出身U2の特徴は徹底した音・楽曲作りと独特の響きを奏でるエッジのギター。フロントマンでボーカルのボノは世界的な慈善活動家としても有名。ノーベル平和賞の候補にもなるほど(!)。

 本作では電子音楽・前衛音楽家のブライアン・イーノをプロデューサーに迎え、ロック・ポップを超えた音作りを完成させている。初めて聴くと「こんなロックがこの世にあるのか!?」と驚くこと間違い無し。80年代以降を代表する世界的バンド。ランキングや売上などを見ても、過去30年で5本の指に入るほどの傑作。

【Q誌3位】【R誌90s:34位】
モーニング・グローリー』
(1995)オアシス
★歴代売上48位(2200万枚)

 日本でもおなじみオアシス。2作目となるアルバムはイギリスの記録を塗り替え、世界的に爆発的ヒット。収録曲は素晴らしいメロディばかりでクオリティ抜群、イギリスでは大騒ぎになり「新時代のビートルズ」とまで言われるように。まさに「熱狂」の一言。

 ローリング・ストーン誌で評価がやや低いのは、本作以降でのアメリカ進出に失敗したため。それでも、イギリス国内及びヨーロッパや日本では圧倒的指示を集め、2000年代の解散まで常にトップバンドのひとつとして活躍し続けた。メロディがとにかく素晴らしいので日本人にもピッタリ。洋楽の入門としてぜひおすすめしたい。

【Q誌11位】【R誌00s:2位】
イズ・ディス・イット』(2001)
ストロークス

 2000年代はこのアルバム無しには語れない。21世紀の幕開けとともに、シンプルで洗練されたギターロックで世界中から絶賛を受けた一枚。クラシカルなスタイルなのに全く古さを感じさせないセンスは流石の一言。

 英米において2000年代のアーティストに影響を与え、新時代の幕開けを告げた傑作!

【Q誌9位】【R誌90s:4位】
アクトン・ベイビー(Achtung Baby)』
(1991)
U2

 前述の『ヨシュア・トゥリー』に続くアルバム。前作があまりにヒットしたということで、曲調を大胆に転換させ、結果最高傑作の一つにあげられる評価を得る。シンプルなロックサウンドとダンスビートを取り入れた、バリエーション豊かな傑作。

 ローリング・ストーン誌のランクを見ると、80年代では3位、90年代では4位、2000年代では13位(『オール・ザット・ユーキャン・リーブ・ビハインド』)と、各時代で名作を生み出しているのがよくわかる。過去30年ほどで最高のバンドと言っても良いだろう。

【Q誌7位】
The Stone Roses』
(1989)
ストーン・ローゼズ

 さて、イギリスで伝説と化し歴代最高のバンドにもあげられるストーン・ローゼズ登場。このアルバムはアメリカでは知名度が落ちるが、そんなのは気にせずぜひ聴くべき。なぜこのバンドが評価されているのかは①「唯一無二の楽曲」②「高い演奏力」③「90年代の大物アーティストへの影響」がある。加えて、当時は冷戦が終わって世の中が平和になっていて、かつイギリスを代表するバンドが不在という状況で、非常に肩の力が抜けた名曲を生み出すバンドが現れたため。

 そういう時代背景は日本人にもわかるはず。80年代終盤と言えば日本はまさに「平和」の一言で悩むことなど全くない人ばかりの時代。音楽界でも流行の境目にあった。その当時の雰囲気を詰め込んだようなアルバム。バンドは2ndアルバムを出して解散したこともあって伝説と化している。

【Q誌12位】【R誌00s:21位】
静寂の世界』(2004)
コールド・プレイ

 そのタイトルの通り、丁寧な音作りをさらに進化させ、静けさの中で圧倒的な存在感を放つ美しいサウンドを作り上げた作品。後に代名詞となるピアノ・ロックの要素も加わり、心地よいギターサウンドとともに最高のハーモニーを奏でる。

【Q誌8位】【R誌90s:21位】
ベンズ(The Bends)』
(1995)
レディオ・ヘッド

 再びレディオヘッド登場。こちらはセカンド・アルバムで、先述のものよりも聴きやすい。相変わらずのメロディーの美しさと、隙間なく詰め込んだ心地の良いサウンドが特徴。今作で完全にバンドのスタイルを確立したと言っていい。入門としてはこちらの方をおすすめする。

【Q誌15位】【R誌00s:20位】
ホワイト・ブラッド・セルズ』(2001)
ホワイト・ストライプス

 60年代~70年代のガレージ・ロック、ハード・ロックを現代に蘇らせたような、レトロかつシンプルながら、新鮮で色気のあるサウンドが本作では見られる。激しいサウンドが響いたかと思えば、音の隙間に静寂の間がある。ドラムとギターのデュオという珍しい編成が、この動と静のサウンドを生み出している。

 2000年代初頭、ストロークスと共に「ロック界の救世主」とまで呼ばれたバンド。そのサウンドを聞かずして21世紀のロックは語れない!

【Q誌5位】【R誌00s:41位】
Whatever People Say I Am That’s What I’m Not』(2006)
アークティック・モンキーズ

 オアシス解散の少し前にイギリスで登場した超期待の新生。それがアークティック・モンキーズ。彼らもレコードセールスの記録で歴史に名を残し「オアシス以来の大物」と大騒ぎされた。現在も国内での人気はトップクラスで、ロンドン・オリンピックでも演奏していた。実力派のロックバンドとして活躍中。

 曲調はスピード感あふれる類まれなる演奏力と、流れるように早口でまくし立てる歌が特徴。シニカルな歌詞も高く評価されており。若いのにあまりに巧みな詩を書くので「ゴーズトライターがいるのでは?」と噂されたほど。非常にノリがよく格好いいアルバム。必見。

【Q誌4位】【R誌90s:78位】
ディフィニトリー・メイビー』
(1994)
オアシス

 またまたオアシス登場。イギリスでいかに高く評価されているかよく分かる。こちらはデビューアルバムであり、本作もまたクオリティは素晴らしくベストに挙げるファンも少なくない。

 上述の2作目と比べると、バンドとしてのルーツを全面に出している感がある。一方で、キャリアを通じての名曲が数多く収録されている。デビューでいきなりこんなアルバムを出せば、そりゃあイギリス人も大はしゃぎするだろう。そんなアルバム。ちなみに、ジャケットで寝転がっているのがヴォーカルのリアム・ギャラガー(弟)、ソファーでギターを弾いているのがメインソングライターのノエル・ギャラガー(兄)。ノエルは後にソロキャリアでも傑作を多く残しているので、そちらも必見。

【Q誌10位】
ブラック・ホールズ・アンド・レヴァレイションズ』
(2006)
ミューズ

 ミューズはこれまでのラインナップの中では異色といってもいいバンド。プログレやエレクトロニカ、プログレメタルを軸にした、21世紀の音楽を主体としている。本作は壮大な音作りにハードさとメロディアスさが加わり、かつそれまでと比べてバラエティ豊かな作品となっている。電子音に激しいギターサウンドが絡み合う楽曲は非常に格好いい。

【Q誌17位】【R誌00s43位】
ホット・ファス』(2004)
ザ・キラーズ

 2000年代のインディー・ロックにおいて、ニュー・ウェーブ的なアプローチで独自性を気づいたキラーズ。ポップなダンスサウンドをメロディアスなロックに乗せ、これまでにありそうで無かった新しい楽曲を誕生させた。

 キャッチーで奥の深いサウンドは世界で広く受け入れられ、デビュー作にして大ヒットを記録。21世紀の新たなビッグバンドとしての道を歩み始める。本作の前半の流れは秀逸!

【Q誌19位】【R誌00s6位】
フューネラル』(2004年)
アーケイド・ファイア

 2000年代のガレージ・ロックリバイバルの中心で圧倒的な存在感を放つ作品。ロックにクラシックとアート的な方向性から切り込み、美しくも繊細で、懐かしさも感じさせる芸術的なサウンドを構築。

【Q誌:20位】【R誌00s:22位】
アメリカン・イディオット』(2004)
グリーン・デイ

 90年代のポップ・パンクを基調としつつ、ロックのメロディアスな部分を強め、大作コンセプト・アルバムを完成させたグリーン・デイ。組曲形式のパンク・オペラの楽曲も収録し、当時のイラク戦争やブッシュ政権を批判するという社会性も付与し、2000年代のロックシーンに金字塔を打ち立てた。迫力のあるサウンドと楽曲構成は必聴!

【Q誌24位】【R誌00s:53位】
オンリー・バイ・ザ・ナイト』(2008)
キングス・オブ・レオン

 ガレージ・ロックリバイバルの中で、カントリーやブルースなどのルーツ・ミュージックを大胆に取り入れ、クラシカルで新しいサウンドを完成させた名作。新旧のロックファンに歓迎され、2000年代のロックの可能性を示したみせた。

【Q誌30位】【R誌90S:39位】
ラヴレス』(1991)
マイ・ブラッディ・バレンタイン

 90年代初頭にシューゲイザーサウンドを大胆に取り入れ、後進のアーティストに多大な影響を与えた作品。雑音にも似た空間を埋め尽くすサウンドの奥で、流麗なメロディーがそっと聴こえる楽曲は、筆舌に尽くしがたい独自の世界観を構築している。90年代の多くのイギリスバンドのアルバムでの空間を埋め尽くすサウンドクリエイトは、このアルバム雰囲気を再現したものである。

米R誌入賞おすすめアルバム
90年代

【R誌90s:6位】
『オディレイ(Odelay)』(1996)
ベック

 フォークにラップをのせた曲でブレイクしたベック。アルバムごとに音楽性をどんどん広げていき、今作ではポップソングに舵を切った。世界的なヒットを記録し、代表作と評されている。フォークやヒップホップの雰囲気を残しながらも、一言では表現しにくいあらゆるジャンルをポップでパッケージンフした作品となっている。

【R誌90s:16位】
メタリカ(ブラック・アルバム)』(1991)
メタリカ

 メタル界を牽引してきたメタリカの最高傑作と評されるアルバム。当時のグランジブームの影響を受け、メタルの枠を超えたサウンドとメッセージ性の強い歌詞の作品となっている。どうもロック界では純粋なメタルは冷遇されているようだが、本作及びメタリカのアルバムは流石に各種ランキングで顔を出す。

 メタルのイメージは日本ではあまり良くないが、本場のメタルは素晴らしくクール。メタルのイメージを覆す芸術性もあるので、是非とも聴いて頂きたい。

【R誌90s:19位】
ブラッド・シュガー・セックス・マジック』(1991)
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ

 ミクスチャーロックの先駆者であるレッド・ホット・チリ・ペッパーズ。本作ではファンクの要素を全面に出し、ロック、ラップ、メタルといった攻撃的なサウンドを、優れた演奏力と高い芸術性をもって表現。とにかくまあセンスがすごいので、必見。もっとランキング上位にいておかしくないアルバム。

【R誌90s:23位】
サイアミーズ・ドリーム』(1993)
スマッシング・パンプキンズ

 グランジブームに追随し、グランジやメタル、シューケナイザーを取り入れたハードかつ閉塞的なサウンドが特徴の傑作。ニルヴァーナとはまた違ったセンスを感じる楽曲が多く、90年代のハード系ミュージックの代表的存在とも言える。グラミーにも数多くノミネートされており、そのクオリティの高さは折り紙付き。

【R誌90s:27位】
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン』(1992)
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン

 レッチリと同じくミクスチャー・ロックの代表格。こちらはラップ色が強く、ヘヴィな音がより際立っている作品。社会問題に対するメッセージ性の強い楽曲が並び、音楽界を超えて広く影響を与えた。ジャケット写真のエピソードも非常に興味深い。僧のような人物が炎に包まれているが、これは合成写真ではない。その辺は調べてみると面白い。

【R誌90s:30位】
ドゥーキー』(1994)
グリーン・デイ

 グリーン・デイのメジャー・デビューアルバムであり、キャリア最高傑作の一つにあげられるアルバム。曲調はポップ・パンクそのもので、10代の若者に聞かせれば飛んで喜ぶようなハイテンションで格好いい曲が満載。洋楽入門にもこれはうってつけ。キャッチーでありながら何度でも聴ける、素晴らしいアルバム。

米R誌入賞おすすめアルバム
2000年代

【R誌00s:3位】
ウィルコ『ヤンキー・ホテル・フォックストロット』(2002)

 アメリカを中心に極めて評価の高いバンド。ウィルコはカントリーやフォークといった音楽を基礎としたオルタナティブ・ロックという音楽性が他のバンドと比べて特異な点。構成力の高い本作は国内で大絶賛され、次第に世界的な名声を獲得していくこととなる。繊細な音で壮大な作品を作り出している、21世紀を代表する作品。

【R誌00s:5位】
ホワイト・ストライプス『エレファント』(2003)

 2ndの本作ではよりハードさを増し、彼らの持ち味である静と動、音のメリハリを極限まで研ぎ澄ました感がある。本作は間違いなくロックの歴史に名を刻んだし、21世紀の音楽界への影響力は非常に大きい。

 曲調は全作と同じくブルース・ロックやハード・ロックだが、バンドがよく例えられるレッド・ツェッペリンのサウンドにさらに近づいたと言っていい。加えて、パンク的な攻撃性も増している。ガレージ・ロックの源流であるストゥージズ、最初期のパンクのサウンドが見え隠れする。激しさと哀愁を持ち合わせたジャック・ホワイトのボーカルも本作でさらに進化。文句のつけ用のない一枚!

【R誌00s:13位】
U2『オール・ザット・ユーキャン・リーブ・ビハインド』(2000)

 またまた登場のU2。2000年代に入ってシンプルなロックに回帰した作品。ボノの力強いボーカルと骨太のロックサウンドが絡み合い、スタンダードな傑作ロック・アルバムとなっている。ベテランで数々の栄誉を手にしたバンドだけあって、正直言って安心の一枚。

【R誌00s:30位】
レディオ・ヘッド『イン・レインボウズ』(2007)

 U2に続いてまたまた登場。このアルバムは内容とは別に当時かなり話題になった。というのも、「インターネット販売のみで購入者が価格を決める」という常識を覆すリリース方式を採用したからだ。肝心の内容も素晴らしく、初期のシンプルなロックに回帰し、幅広いリスナーに愛される作品となる。ちなみに平均購入価格は1000円ほどだったとか。アメリカのCDが安いことを考えても、購入者は高くもなく低くもなく、良心的な価格設定をした。

なぜかランク外の名盤!
このバンドは絶対に外せない!

ハイブリット・セオリー』(2000年)
リンキン・パーク

 なぜリンキン・パークのアルバムが一つも入っていないのか謎だ。彼らはセールスだけで言っても2000年代でトップクラス。音楽的にも評価しない理由がない。まあランキングとはそういう面が必ずある。

 さて、2000年代にオルタナティブ・ロックにメタルやラップを斬新に取り入れ、全く新しい音楽を生み出したリンキン・パーク。本作はデビュー作にして完璧なサウンド構築がされており、世界で爆発的に売れた。はっきり言って文句のつけようがない名盤。ラップとメタルのシャウトを要所に挟み、スピード感溢れるラウドなサウンドで一気に駆け抜ける!必聴!

『イン・ユア・オナー』(2005年)
フー・ファイターズ

 こちらも2000年代を代表するバンドのフー・ファイターズ。彼らのアルバムはリンキンパークと同じく名盤揃いでどれを選ぶか迷うが、個人的に最高傑作だと思う本作を紹介。

 2枚組で1枚目はハード、2枚目はアコースティックと力作。バンドの良いところを余すところなく収録したアルバムとなっている。とりわけ1枚目は、それまでのキャリアで培ったサウンドの集大成と言って良く、粒ぞろいの楽曲で始めから終わりまで飽きること無く楽しませてくれる。