洋楽ロックまとめ【名盤,おすすめアルバム,歴史・年表】

2018年4月8日

バンド&名盤でロックの歴史を振り返る

 洋楽のロック聞きたいけど、どこから聞けばいいかわからない。そんな人に向けて、有名なアーティストのアルバムのうち「名盤」かつ「聞きやすい」ものを選択。

 60年代のビートルズやストーンズから、プログレ、ハード・ロック、90年代のポップ系、最新の21世紀のアーティストまで。ここで紹介するアルバムを足がかりに、自分に合ったアーティストを見つけてもらえれば幸い!

【60年代】
イギリス3大バンドとロック黄金期

ラバー・ソウル』(1965)
ビートルズ
天才バンドが才能に目覚める!

 

 

 ビートルズの初期から中期にかけての名作。フォーク調の曲、アコースティック、バラードなどが目立つ聞きやすいアルバム。メロディーの美しさにかけてはビートルズのアルバムの中でも屈指。ベストアルバムで興味を持った人が最初に聞くべき、オリジナルアルバム。

マジカル・ミステリー・ツアー』(1967)
ビートルズ
これが本当のビートルズ最高傑作だ!

 

 

  当初は映画のサントラだったこの作品は、あまりにクオリティーが良いと言うことで再編集して発売され、今ではビートルズの作品の中でも重要視されているものの一つ。才能に溢れていた時代にサイケデリック・サウンドで統一された楽曲は、美しくも幻惑的な雰囲気を持つ名曲ばかり。有名曲も多数収録。ビートルズの音楽性の深さを確認できる傑作。

Highway 61 Revisited』(1965)
ボブ・ディラン
ボブ・ディランがエレキギターに目覚める!

 

 

 62年デビューで今なお現役のボブ・ディラン。デビュー当初からその詞的なリリックなどから芸術性を高く評価されており、当時はメッセージ性の強いフォーク・ソングにより、民衆の代弁者ともいうべき存在だった。そんなディランはこのアルバムで大きく作風を変え、賛否両論の中新たな方向性を見出した。

 現在ではロックの枠を超え音楽史に残る名盤とされている。アルバム冒頭の名曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」は必聴。

スティッキー・フィンガーズ』(1971)
ローリング・ストーンズ
ロックの王様の渾身の一作!

 

 ベロマークでお馴染みのローリング・ストーンズの代表作。ロックの代名詞にもなっていて、半生記以上も現役で活躍しているストーンズ。そのすごさを知るにはもってこいの作品。お得意のブルース・ロックに、70年代に広まるハード・ロックの要素も加わった曲調。曲のバリエーションも豊富で、アルバム全体の流れも秀逸。

Who’s Next』(1971)
ザ・フー
天才バンドの天才アルバム!

 

 ビートルズとストーンズと並び、イギリス3大バンドの一角ザ・フー。ザ・フーといえば圧倒的な演奏力と先進性、作品の完成度の高さが売りで、そのすべてを味わえる最高傑作。また、このアルバムでは、シンセサイザーを取り入れたプログレ的な曲調が特徴的。曲調は完全に「ハード・ロック」であり、ハード・ロックの歴史的名盤の一枚。天才ドラマーのキース・ムーンの演奏も存分に楽しめる。

ドアーズ』(1967)
ドアーズ
ロック史に残る不気味な美しさ!

 

 60年代のアメリカ出身のバンドとしては、まずはドアーズを挙げる。ドアーズはその独特な曲調と歌詞から、ビートルズやストーンズとは一線を画す存在だった。とりわけデビューアルバムである本作では、ブルースロックを基調としながらも、全編にわたってキーボードが大胆にフィーチャーされている。

 シンプルながらも、重低音と独特のリズムによって展開されるその曲調は、他のバンドでは味わえない。中でもロック史上伝説のヴォーカリストの一人であるジム・モリソン の、色気のある歌唱は、唯一無二と言っていい。一方でわかりやすいメロディーも兼ね備えており、初心者でも聞きやすいのが特徴。

 後世への影響としては、ドアーズはヴェルヴェット・アンダーグラウンドらと共に、アートロックなどとも呼ばれる。それまでのロックは労働者や大衆のためのもの、あるいは反体制的なものであったのだが、そこに「芸術性を付与」したのがアートロックだ。そのきっかけともなったアルバム及びバンドの一つというわけだ。

ジギー・スターダスト』(1972)
デヴィッド・ボウイ
流麗なギターと壮大なるコンセプト!

 

 デヴィッド・ボウイは60年代から長きに渡って活躍するアーティストの一人。多方面に渡って活躍する人物であり、名前や曲を知っている人も多いだろう。彼を一躍スターダムにのし上げたのが本作。「ジギー」という架空の人物(火星からやってきてバンドをつくるという設定 笑)を作り上げ、ジギーの盛衰をアルバムで描くと言う訳の分からないコンセプト。その後数年も、ジギーになりきってライブ活動をするなど、徹底的に役になりきっている。

 ぶっとんだコンセプトとは裏腹に、作品のクオリティは抜群。彼の才能と作曲センスが爆発している。作風としては、ジャンルはグラムロックという特殊な分類に入る。とは言え、グラムロックの根底にあるのはシンプルなロック。ノリのいいリズムとキャッチーなメロディが基本にあり、そこに曲に合わせて見事な感情表現をしているミック・ロンソン のギター、そして両性具有的なボウイの独特の歌唱が合わさって、最高のアルバムに仕上がっている。

In A Silent Way』(1969年)
マイルス・デイヴィス
ジャズはここから入れ!

 ジャズを聞いてみたいなら、電子楽器を取り入れたマイルス・デイヴィスの作品がおすすめ。インストだがポップで面白みのある音作りをしているので、初めてジャズ、あるいはインストを聞く人でも良さがわかるはず。

 この作品はフュージョン(「ジャズ+電子楽器・ロック・ファンク等」)というジャンルに分類され、ロック界にも影響を与えているということで、ロック好きは必見! マジでCOOL!!