東京パクリンピックと、オリンピックの歴史!

2015年8月19日

スタジアム建設費、エンブレムのデザイン……
これからまだまだ問題が出てきそう!

東京パクリンピックへ向けて着々と準備は進む

オリンピックでエンブレムをパクっちゃ、さすがにマズイだろ!!

東京オリンピックのエンブレムのデザインパクリ問題。メインスタジアムの建設費問題に続いて、大会の象徴とも言えるエンブレムが盗作だとすれば、もはや前途多難の一言。

前回大会のエンブレムはと言えば、冒頭の画像みたいな感じ。かなりシンプルだけど、インパクトは大きい。堂々としていて、誰が見ても日本だとわかる。
一方、2020年大会に採用された佐野氏のものは、ちょっとわかりにくい。デザインとしては格好はいいけど、インパクトは無い。ちょっとお行儀が良すぎる感じがする。

ただ一つ思うのは、完全にオリジナルだったら、これでも全然良いと思うってこと。大事なのは大会の中身だし、セレモニーや運営面が大会の成功の鍵を握っているからね。

中国や韓国を「パクリの文化」なんて揶揄しておいて、これはないだろう日本!!

もし今回のデザインだけが問題だったなら、多少の非難はされつつも、本大会で使用することになったはず。ところが、佐野氏の過去の作品を調べてみたら、どれもこれもパクリだらけ。

しかも、大手企業の商品ロゴだったり、デザインの賞をとったものも多く含まれているってんだからわけがわからない。これはつまり、周囲がパクリを黙認しちゃってるってこと。日本でも有名なデザイナーである佐野氏と、大企業や団体との関係性も何だかきな臭く感じてくる。

じゃなきゃあ、これまで散々パクリをしてきた人のデザインが、オリンピックの公式エンブレムに採用されるはずないんだから。普通だったらそこまで行く前に潰されちゃってるはずだよ。それなのにここまでのし上がってきた。いろんな憶測を呼ぶのも、無理がない。

 

北京オリンピックなど霞む、開催前のドタバタ五輪

どんぶり勘定の建設費に、大会エンブレムのパクリ、これじゃ数年前に散々バカにしてた北京オリンピックと一緒じゃねえか

北京の時はこの他にも、スタジアム建設が遅れてるとか、建設工事が手抜きだとか批判されていたけど、結局大会は問題なく運営されたでしょ。

それとくらべりゃ、日本はどうだ? 体外的には治安の良さ、利便性の高さ、競技設備の充実なんかをアピールして、質の高い大会を実施できるなんて言ってる。でもその裏じゃ、国内でどんどん問題が起こってる。
表向きには良い顔しておいて、裏で汚いことをしたり陰口を叩くという、日本の国民性がそのまま出てるじゃないの。

汚い金の使い方、相変わらず汚い東京湾、原発問題はもう大丈夫?

まずは金の問題。途上国と違って、金がないんじゃなくて、金がありすぎて無駄に使おうとするのがマズイ。環境のことで言ったら、東京湾でボートやらトライアスロンやらやろうって話聞くけど、はっきり言ってあの海で泳ぐなんてのは嫌だよ。

最近は海水浴場が復活したって言ってるけど、毎日大腸菌の数調べて、「今日はダメ」「今日はOK」なんて看板立ててるんだから。そんなとこで家族連れがワイワイはしゃいでさ、これじゃ中国を見て「不衛生」だなんて笑えないっての。

それに加えて、原発問題は大丈夫なの? 北京の大気汚染なんかよりこっちの方がよっぽど怖いっての。

五輪をまとめるリーダーは誰か!?

頼みの綱は安部総理?

こんな状況にあって、頼りになるのは安部総理だけかも知れないってのが、俺の持論。
この間の戦後70年談話では、戦争責任に関して言及。「謝罪に区切りをつけよう」ってことを、はっきり宣言した。「戦争を知らない世代に、謝罪を続ける宿命を背負わせちゃいけない」だってさ。

 これはいい意味で日本の政治家らしくない、素晴らしい発言だと思うよ。
ポイントは、戦争責任を訴える韓国中国などアジアの大国に対して、はっきりものを言ったってこと。そんで、戦争責任についての今後の方向性を明確に示したってこと。

オリンピックの問題についてもさ、これからもどんどん問題は出てくるだろうし、国内外から非難されることも絶対ある。そん時に半ば強引にでも自分の意見を通して、「とりあえずこれでやるんだ」って決めるリーダーが必要。これがいないから、問題が起こるたびに後手に回って、情けない姿を晒してしまう。

そういうわけで、問題を逆手にとったオリンピック案をここからいろいろ考えていこうじゃないか!

ここまで来たらいっそのこと、全部パクっちゃえばいい!!

いっそのことこれまでのオリンピックの演出とか歴史とかを全部パクってさ、「オリンピックを振り返るオリンピック」にしちゃえばどうだ。「オリンピック総集編」なんて言ってさ。ほぼ半世紀ぶり(56年ぶり)に開催される日本でのオリンピックだから、日本の歴史を振り返ってみるのもいい。

そういうわけで、近年のオリンピックをざっと振り返ってみよう。

オリンピックを振り返ってみよう!
(1)ミュンヘンでの事件、冷戦下の五輪、ボイコット……混乱のオリンピック

  • 1972年のミュンヘンオリンピック事件
  • 1976年はモントリオールオリンピックでコマネチ
  • 1980年は冷戦下のモスクワオリンピック。50もの国がボイコット。アメリカ、カナダといった大国、アジアでは日本、中国、韓国も不参加。今考えればとんでもない大会だよ。昭和で言うと55年、もうちょっとで平成って考えるとついこの間。
  • 1988年のソウルオリンピックでは、卓球とテニスが正式種目に。この時実は名古屋とソウルで開催地争いをしていて、下馬評では名古屋有利とも言われていたそう。昭和63年、昭和での最後のオリンピック。

(2)時代は平成に

  • 1992年、平成になってからの初めてのオリンピックはバルセロナオリンピック。この大会で活躍した日本人は記憶に新しい人が多い。水泳の岩崎恭子、柔道の吉田と古賀、ヤワラちゃんこと田村亮子も初出場。マラソンの有森、体操の池谷。今は指導者とか解説者になっている人が、この大会で軒並みメダルを獲得してる。
  • 2000年、20世紀最後はシドニーオリンピック。高橋尚子が金メダルを獲得した大会。

 

(3)21世紀のオリンピック

  • 2004年のアテネ・オリンピックでは日本人選手が大活躍。金メダル16個を含む、出場国中5位の37個のメダルを獲得。1964年の東京大会に並ぶ記録。これは結構すごい。金メダル獲得者を並べると、柔道の野村忠宏、体操男子団体、マラソンの野口みずき、水泳は北島康介、ハンマー投げの室伏、レスリングは吉田沙保里と伊調馨……今も現役の選手がこの大会で活躍している。
  • 2008年は何かと記憶に残る北京オリンピック。実はこれでようやく、アジアで3回目のオリンピック。64年の東京、88年のソウル、そして2008年の北京。こう見ると、アジアはまだまだこれからって言う感じがするし、20世紀後半でのアジアの成長っぷりがよくわかる。ちょっと前までは日本も韓国も中国も、発展途上国だったんだ。

(4)見習うべきロンドンオリンピック

最後は2012年はロンドンオリンピック。この大会はとにかく開会式・閉会式が豪華だったのが印象的。エンターテイメント性は歴代最高レベルだったんじゃないかな。さすが芸術の国イギリス。

式に関わった有名人や作品を見ていくと、シェイクスピア、ピーターパン、ビートルズ、007、ハリーポッター、炎のランナーとMr.ビーン、デイビット・ベッカム、QUEENなどなど。映画、小説、コメディアン、スポーツ、音楽と、どれをとっても一級品。これを超えるような式をできるのは、せいぜいアメリカくらいじゃないか?

これだけネタがあれば、オリンピック総集編で1本の映画も可能!

政治や戦争を巻き込んでのオリンピックに、昭和から平成にかけてのアジアの大国の躍進。途中にオリンピック発祥のギリシャを挟み、最後はロンドンで最高のエンターテイメント。

こうやって見ていくと、オリンピックは平和の祭典、スポーツの祭典と言いながら、結局は国同士の争いの代替行為ってことなんだね。
それに、開催国の経済力、政治力、技術力、科学力……あらゆるものが試される。特に初開催の時には、経済成長のきっかけにもなる。日本もオリンピックと共に高度経済成長がやってきたし、中国も直後にバブルが到来。では2度目の開催では何が試されるのか?

2度目のオリンピックは、「普通に」できれば大成功!?

一つ思うのは、2度目の大会は可もなく不可もなくできれば大成功だってことかな? 「特に印象も無かったけど、何のトラブルもなく競技と観戦に集中できた」っていうのがベスト。
そう考えると、今のところ日本はポイントゼロ。ゼロどころかマイナスで、下手すりゃ失格ものだよ。

2度目のオリンピックに向けて、日本は変なところでフライングして恥晒しちゃった。ここから5年はじっくり、慎重に、堅実な準備をしていった方がいいんじゃないかな?

 

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