マー君が右肘靭帯部分断裂で、全治6週間。復帰は?手術の可能性は?

ごく小さな部分断裂であるものの、状態によっては手術の可能性も

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復帰は早くても8月末

 ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが10日(日本時間11日)、クリーブランドで電話会見を行い、右ひじの異常を訴えた田中将大投手(25)がシアトルで診察を受けた結果「右肘じん帯の小さな部分断裂」で復帰を目指し6週間のリハビリを行うと発表した。

3人の医師の診察を受け、現状での手術の必要性はないと判断された。復帰は早くても8月末。

6週間で患部の状態が上向かない場合は右肘じん帯再建手術(トミージョン手術)を行う可能性にも言及した。

引用元:(cache) マー君 右肘じん帯部分断裂、復帰早くても8月末 手術の可能性も

 

 

【ポイント】
  • 右肘じん帯の小さな部分断裂
  • 手術は不要で、6週間のリハビリで復帰予定(最短で8月末復帰)
  • オールスターを挟んで6試合ほどの登板回避か
  • 20勝の可能性が厳しくなった

 

 朝にニュース記事を見て、「靭帯断裂」の文字に思わず寒気が走りました。しかし、不幸中の幸いで、ごくごく小さな部分断裂とのことです。全治6週間ということで、野球選手で言うと軽い肉離れや指の骨折、あるいはヒビなどと同じくらいの治療期間です。軽傷ではないものの、それほど心配するほどでもない、といったところでしょう。

  ただ、油断はできません。場所が場所だけに、状態によっては手術の可能性もあります。そして、長期離脱は避けられません。オールスターの休養を挟むのはラッキーでしたが、それでも最低で6試合ほどの登板回避となります。それ以上遅れてしまうことも考えられるでしょう。田中選手は現在18試合登板、残り登板数は15試合前後というところでした

 ひとつ残念なのは、ここまで20勝の可能性があったのですが、この怪我でかなり難しくなってきました。最短で復帰しても残り登板数は9試合ほど。現在12勝ですから、ほぼ全勝する必要があります。

 

 

この段階で怪我が見つかって良かった

【ポイント】
  • もし手術が必要な怪我だったら、最低で1年の休養が必要だった
  • マー君のフォームは肩肘への負担が少ない
  • 高校時代の登板過多、1年目からローテーションなど、日本時代の無理が影響したか

 

 もしこのまま無理をして投げていたら、部分断裂で済まなかったかもしれません。プラスに考えれば、違和感を感じた時点で自己申告し、軽い状態で怪我が見つかって良かったです。もしトミー・ジョン手術が必要なくらいに悪化していたら、リハビリも含めて最低でも1年の休養が必要でした。ルーキーが1年間棒に振るというのはチームにとっても本人にとってもかなりの痛手でしたから、軽傷で本当に良かったです。

  田中将大選手は、肩肘への負担が非常に少ない、理想的なフォームを持っています。これは楽天時代に積み上げたもので、佐藤義則コーチの指導によるものだと、以前テレビで見たことがあります。もともとのフォームは少々力任せなところがありましたが、年数を重ねるごとに改良を重ね、今では力みの全くないフォームとなっています。

 そんなマー君ですら靭帯をやってしまうのを見ると、やはりプロ野球での投球数の多さ、学生時代の登板過多が気になってしまいます。高2で甲子園優勝、高3でも決勝までいき、プロ野球では1年目からローテーション入り。そこから毎年のように200投球回前後をこなし、昨年は日本シリーズで少々無理なピッチングをしました。そしてメジャーに行って短い登板間隔でこれまで18試合投げてきました。

 日本と違って、メジャーは登板間隔は短いものの、100球制限のほか、フィジカルチェックをこまめに行うなど、怪我をしないような配慮がなされています。怪我をしっかり治して、これからは無理なく長期的に活躍できることを祈ります。

 

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