馬鹿馬鹿しくて深い!『たけし金言集』のレビュー・感想

公開日: : 最終更新日:2014/09/12 ビートたけし

付き人が明かす「世界の北野」のプライベート!

たけし金言集~あるいは資料として現代北野武秘語録 (一般書)

『たけし金言集』のもくじ

 

目次

素顔編
酒豪編
怒髪天編
“こだわり”と“決めつけ”編
オープンな下半身編
過去とツービート編

出版社内容情報

ブラピを見れば「あいつ、ケンカ弱そうだな」、ジュード・ロウに会えば「ハゲてたよな~」。知られざる、たけしの金言がここに!

引用元:たけし金言集 / アル北郷【著】 – 紀伊國屋書店ウェブストア

 

『たけし金言集』のおすすめポイント

【世界の北野・ビートたけしの素顔が垣間見える】

 著者のアル北郷さんは、長年たけしさんの付き人を務めた弟子であり、北野映画の脚本執筆(監督が口述した映画の大筋を文章にまとめる係)、北野映画出演、TBSニュースキャスターの放送作家など、各方面でたけしさんと深く関わっている人物です。

71年、東京都生まれ。96年、ビートたけしに弟子入り。3カ月間の運転手期間を経て、03年まで付き人となる。(中略)08年、映画「アキレスと亀」で「東スポ映画大賞新人賞」受賞。現在は、芸人としてだけではなく、TBS系「情報7daysニュースキャスター」などで殿のブレーンとしても精力的に活躍している。

引用元:たけし金言集 / アル北郷【著】 – 紀伊國屋書店ウェブストア

 仕事でもプライベートでもたけしさんと一緒にいることが多く、毎日のように飲みに連れていかれ、自宅にも何度も招かれているということで、たけしさんの素顔もたくさん知っています。例えば焼き鳥にハマって毎日焼き鳥屋に行くたけしさん、フィレオフィッシュが好きなたけしさん、カラオケ好きなたけしさんなど、ファンの知らない一面を見せてくれます。普段は弟子とともにお酒を飲むことが多く、外食するだけでなく、自宅に招くことも多いようです。

 このように、プライベートな姿を中心に、たけしさんの面白いエピソードや言葉が紹介されます。笑えるものから真面目なものまで、そのバリエーションは豊富です。これまでテレビや本で紹介されることのなかったエピソードが豊富で、北野武・ビートたけしファンも納得の1冊になっています。かなり笑える内容です。

 

【映画の話も豊富】

 著者は脚本づくりを手伝ったり、映画に出演するなど、北野映画との関わりも非常に深いです。そのため、映画に関する話も適時登場します。映画のロケ中の夜、2人でホテルの一室で毎晩酒を飲んだ時の話、あるいはタランティーノのことが気になるたけしさんの話など、北野映画ファンにとって非常に気になる内容となっています

 本のタイトルは「たけし金言集」となっており、そこからはタレントの「ビートたけし」を紹介した本というイメージを受けます。しかし、本で描かれている「たけし」さんは、映画監督、タレント、芸人など様々な顔をもつ「北野武」さんです。そして、一般人や素人として見た場合の「北野武」さん、つまりは素顔の部分もかいま見えます。

 

 

 サクッと読めて笑える話が満載!ファンはもちろん、北野武・ビートたけしがなんとなく気になっている人にもおすすめできる本です。いわゆる「タレント本」に分類される本には、中身が薄いものも多いですが、この本はそうではありません。文章構成がしっかりしていて読物として楽しめる一方で、タイトルの通り「名言集」のようにもなっており、いろいろな楽しみ方ができます。

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