[US/UK]2016年の洋楽年間アルバムランキング![ローリングストーン誌/Q誌]

2018年4月2日

定番の年間アルバムランキング紹介!


Blackstar

もくじ

ローリングストーン誌が選ぶ2016年のアルバムベスト50![米/US]
おすすめアルバム・アーティスト
  • ビヨンセ『レモネード』
  • デヴィッド・ボウイ『ブラックスター』
  • Car Seat Headrest『Teens of Denial』
  • レディオヘッド『ア・ムーン・シェイプト・プール』
  • ローリング・ストーンズ『ブルー&ロンサム』
  • レナード・コーエン『You Want It Darker』
  • グリーン・デイ『レボリューション・レディオ』
  • The 1975『I Like It When You Sleep, for You Are So Beautiful yet So Unaware of It』
Q誌が選ぶ2016年アルバムベスト50![英/UK]

ローリングストーン誌が選ぶ2016年のアルバムベスト50![米/US]

参考:50 Best Albums of 2016 | Rolling Stone
【】内は後半で紹介するQマガジン(英)の順位

1~10位

1. ビヨンセ『レモネード』
【Q誌:13位】
★★おすすめ★★


レモネード(DVD付)

 

 英米ランキングともに上位、全米売上でも年間4位につけた2016年を象徴するようなアルバム。全作から続いて最新のサウンド&流行を取り入れ、世界的なスターは再びシーンの最前線に躍り出た。本作ではThe Weeknd、ジャック・ホワイトといった音楽界のスターたちと共演し、プロデューサーやクリエイター陣も最新の流行に合わせたものとなり、様々な意味で豪華であり、その才能をさらに飛躍させた。

2. デヴィッド・ボウイ『ブラックスター
【Q誌:1位】
★★★おすすめ★★★


Blackstar

 

 ロック界の大御所デヴィッド・ボウイの遺作とななった本作。リリースの二日後に急逝するという、本当の意味で遺作となったのだが、それまでのキャリアで見せてきた挑戦的なスタイルは全く失われていない。かなり力の入った作品で、鬼気迫るものすら感じさせる。実際に、歌詞の内容には自身に迫る死について思いを巡らせたものも多々見られる。英米での評価を始め、世界的な大ヒットを記録したが、それは決して遺作だったからではない。2016年度のナンバーワンアルバムと言って間違いないだろう。

3.  チャンス・ザ・ラッパー
『Coloring Book』

4. Car Seat Headrest
『Teens of Denial』
★★おすすめ★★


Teens of Denial

 

 アメリカのインディー・ロック、ローファイ界でにわかに注目を集めているアーティスト。ランキングを見るまで知らなかったが、聴いてみるとかなり良い! シンプルで荒々しいサウンド、耳に残るリフ、メリハリの聞いた展開など、どれをとっても一級品! 現在はまだチャート成績など大きな成果を上げていないが、今後かなりの大物になる可能性が伺える。

5. フランク・オーシャン『Blonde』
【Q誌:17位】

6. レディオヘッド『ア・ムーン・シェイプト・プール
【Q誌:6位】


ア・ムーン・シェイプト・プール

 

 レディへの新作。久しぶりに聞いてみたけど、トム・ヨークの風貌も相まって、相変わらず流行とはかけ離れた独自の世界を突き進んでいるなという感じ。過去の未発表曲なども多く収録されているが、全体としてアルバムの一体感はしっかりある。あらゆるジャンルを内包した楽曲は、聴けば聴くほど良さが出るんだろうなあと感じる。

7. ローリング・ストーンズ
ブルー&ロンサム
★★おすすめ★★


ブルー&ロンサム

 

 ストーンズの約10年ぶりの新作は得意のブルースナンバーのカバー。メンバーはもはや70歳を超えるという異次元の世界に入ってきたが、相変わらず元気なプレイを見せてくれる。60年代にブルースカバーからキャリアをスタートさせたということで、オーバーダビングもなしというのも合わせて原点回帰のアルバムになっている。若い人からすれば「年間7位ってのは大御所だからでしょ?」となりそうだが、そんなことはない。ブルースを知るきっかけに、ストーンズがどういうバンドなのか知るきっかけに、このアルバムを是非ともおすすめしたい。

 余談だが、本来はオリジナル曲でのアルバム制作をしていたが、気分転換に始めたブルースカバーが気に入りそのままアルバムを完成させたという経緯がある。オリジナル曲の方も制作を続け、近いうちに作品となる予定だそう。そちらも非常に楽しみである。

8. カニエ・ウェスト『The Life of Pablo』
【Q誌:45位】

9. レナード・コーエン『You Want It Darker』
【Q誌:2位】


ユー・ウォント・イット・ダーカー

 

10. Young Thug
『Jeffery』

1~10位/総評

 デヴィッド・ボウイ、レディオ・ヘッド、ストーンズ、レナード・コーエンと、ベテラン勢の活躍が目立った2016年。ビヨンセやインディー・ロックの新人に加え、ヒップホップの活躍は相変わらず。

 それにしても、2016年になって年間のトップ10に60年代から活躍しているアーティストが複数入っているのは面白い。ボブ・ディランなどもそうだが、近年再ブームになっているフォーク、カントリーやエレクトロニカなどは、彼らが数十年前に演っていた音楽でもある。そういった面から新旧のアーティストの新譜を聞いてみると面白いかもしれない。

11~20位

11. ソランジュ
『A Seat at the Table』【Q誌:42位】


ア・シート・アット・ザ・テーブル

12. ポール・サイモン
『Stranger to Stranger』


ストレンジャー・トゥ・ストレンジャー

13. Maren Morris
『Hero』


Maren Morris / Hero

14. グリーン・デイ
『レボリューション・レディオ』
★★おすすめ★★


レボリューション・レディオ

 

 グリーン・デイの新譜は久しぶりに評価が高い。2000年代の大作志向に終わりを告げ、初期のシンプルな作風と2000年代に腕を磨いてきたメロディアスなロックを上手くまとめてあり、まとまりのあるいい作品に仕上がっている。プライベートで問題を抱えていたビリー・ジョー・アームストロングもすっかり元気になったようで、今後の活躍が大いに期待できる。かれこれメジャーデビューから25年ほどたち、すっかりおなじみのバンドになったが、この先まだまだ名盤を生み出してくれそうな感じがする。おすすめできる作品。

15. Lvl Up
『Return to Love』


RETURN TO LOVE

16. ミランダ・ランバート
『The Weight of These Wings』

17. Parquet Courts『Human Performance』
【Q誌:19位】

18. The 1975『I Like It When You Sleep, for You Are So Beautiful yet So Unaware of It』【Q誌:9位】
★★おすすめ★★


君が寝てる姿が好きなんだ……

 

 2013年のデビュー作がイギリスで大ヒットし、一躍期待の新人バンドとなったThe1975。本作のシングル曲を聞いてみると、ファンク、シンセ・ポップ、エレクトリニカなどを最新の流行に寄せて一気に洗練され、全作とは全く違う趣を見せている。アメリカチャートでもヒットし、英米共に高い評価を得るに至っているのも納得。このままいくと、ビルボードチャートを席巻する日もそう遠くないと感じさせる。ニュー・ウェーブやマイケル・ジャクソンなどからの影響を公言しているだけあり、80年代の華やかな音楽を感じさせつつ、全く古臭くない。今後の活躍に注目したい!

19. Danny Brown
『Atrocity Exhibition』

20. Nick Cave & the Bad Seeds
『Skeleton Tree』

21~50位

21. マーゴ・プライス『Midwest Farmer』s Daughter』
22. ボン・イヴェール『22, A Million』
23. Mitski『Puberty 2』
24. Drive-By Truckers『American Band』
25. リアーナ『Anti』
26. Sturgill Simpson『A Sailor’s Guide to Earth』
27. Brandy Clark『Big Day in a Small Town』
28. Blood Orange『Freetown Sound』
29. Mudcrutch『Mudcrutch 2′
30. ア・トライブ・コールド・クエスト『We Got It From Here… Thank You 4 Your Service』【Q誌:4位】
31. White Lung『Paradise』
32. Alicia Keys『Here』
33. スティング『57th & 9th』
34. Angel Olsen『My Woman』
35. Anohni『Hopelessness』【Q誌:20位】
36. メタリカHardwired… to Self-Destruct
37. Bonnie Raitt『Dig In Deep』
38. Tove Lo『Lady Wood』
39. エルトン・ジョン『Wonderful Crazy Night』
40. Maxwell『blackSUMMERS』night』
41. ウィルコ『Schmilco』
42. ドレイク『Views』【Q誌:48位】
43. Future『Evol』
44. The Monkees『Good Times!』
45. イギー・ポップ『Post Pop Depression』【Q誌:21位】
46. ノラ・ジョーンズ『Day Breaks』
47. Kyle Dixon & Michael Stein『Stranger Things, Volume One and Two』
48. Esperanza Spalding『Emily』s D+Evolution』
49. Dawes『We』re All Gonna Die』
50. Death Grips『Bottomless Pit』

Q誌が選ぶ2016年アルバムベスト50![英/UK]

リスト一覧

参考:Q Magazine’s 50 Best Albums of 2016
【】内はローリング・ストーン誌の順位です

1. David Bowie『Blackstar』【RS誌:2位】
2. Leonard Cohen『You Want It Darker』【RS誌:9位】
3. PJハーヴェイ『The Hope Six Demolition Project』
4. A Tribe Called Quest『We Got It From Here….Thank You 4 Your Service』【RS誌:30位】
5. Nick Cave And The Bad Seeds『Skeleton Tree』
6. Radiohead『A Moon Shaped Pool』【RS誌:6位】
7. Cass McCombs『Mangy Love』
8. Angel Olson『My Woman』
9. The 1975『I Like It When You Sleep, For You Are So Beautiful…』【RS誌:18位】
10. Christine And The Queens『Chaleur Humaine』
11. Skepta『Konnichiwa』
12. Goat『Requiem』
13. Beyonce『Lemonade』【RS誌:1位】
14. Michael Kiwanuka『Love & Hate』
15. Dexys『Let The Record Show: Dexys Do Irish And Country Soul』
16. Cate Le Bon『Crab Day』
17. Frank Ocean『Blonde』【RS誌:5位】
18. The Avalanches『Wildflower』
19. Parquet Courts『Human Performance』【RS誌:17位】
20. Anohni『Hopelessness』【RS誌:35位】
21. Iggy Pop『Post Pop Depression』【RS誌:45位】
22. Steve Mason『Meet The Humans』
23. Pet Shop Boys『Super』
24. Julia Jacklin『Don’t Let The Kids Win』
25. Wild Beasts『Boy King』
26. The Lemon Twigs『Do Hollywood』
27. Underworld『Barbra, Barbra, We Face A Shining Future』
28. Anna Meredith『Vermints』
29. Let’s Eat Grandma『I, Gemini』
30. Jamie T『Trick』
31. Kate Tempest『Let Them Eat Chaos』
32. Bat For Lashes『The Bride』
33. Kendrick Lamar『Untitled Unmastered』
34. Lady Gaga『Joanne』
35. Savages『Adore Life』
36. Biffy Clyro『Ellipsis』
37. Brian Eno『The Ship』
38. Fat White Family『Songs For Our Mothers』
39. Thee Oh Sees『A Weird Exits』
40. Bastille『Wild World』
41. Kevin Morby『Singing Saw』
42. Solange『A Seat At The Table』【RS誌:11位】
43. The Coral『Distance Inbetween』
44. The Last Shadow Puppets『Everything You’ve Come To Expect』
45. Kanye West『The Life Of Pablo』【RS誌:8位】
46. Peter Doherty『Hamburg Demonstrations』
47. Blossoms『Blossoms』
48. Drake『Views』【RS誌:42位】
49. Richard Ashcroft『These People』
50. Primal Scream『Chaosmosis』