【70年代ハードロック】洋楽ロックの名盤とおすすめバンド③

2018年3月7日

必聴の3大ハード・ロックバンド

レッド・ツェッペリン(1968~80年)
ロックの歴史を変えたバンド!

レッド・ツェッペリン』(1969年)

 言わずと知れたハード・ロックの代名詞レッド・ツェッペリン。彼らがハード・ロックという新しいジャンルを確立したと言ってもいい。彼らの音楽をわかりやすく言うと、基本的にはギター、ベース、ドラム、ヴォーカルの音だけで曲を構成。ただし、それぞれの音が重く、激しい。そして、ブルース色が強い。初期のアルバムはもろブルースの曲が多い。

 特徴と言えば、やはり独特のギターフレーズとリズム。バンドのメインソングライターであるジミー・ペイジと、ロック史上最高のドラマーの一人であるジョン・ボーナムの力が大きい。というか、ボーカルもベースも含めて、全員がすごい。いつだったか、イギリスでバンドの各パートの歴代ベストを選出して、架空のスーパーバンドを決めようと言うイベントがあった。そこで最終的に残ったのがレッド・ツェッペリンの4人。つまり、「スーパーバンドは実在した」というオチだった。。

 活動期間は10年強(解散の原因はドラマーの事故死)だけど、その間に発表されたアルバムのクオリティはどれも最高。おすすめのアルバムを選べと言われても困ってしまう。その中でも外せないのはデビュー・アルバム。このアルバムは世界に衝撃を与え、それに影響を受けて多くのハード・ロックバンドが誕生。この項目で取り上げるハード・ロックに分類されるバンドのほぼ全て、間違いなくツェッペリンの影響を受けている。また、ビートルズ の解散と彼らのデビューアルバムがほぼ同時期だったのも大きい。

』(1970年)
さらにヘヴィさを増した名盤!

 「Ⅱ」はレッド・ツェッペリンの人気を決定づけた作品。インパクトはデビュー作の方が強いが、作品の統一感やグルーブ感は前作を上回っている。初期の勢いに加えて、アクの強さが加わった名作。ツェッペリンの最高傑作は人によって意見が分かれるけど、この『Ⅱ』をあげる人も少なくない。

』(1971年)
キャリア最高傑作!!

 レッド・ツェッペリンの最高傑作といえば『Ⅳ』をあげる人が多い。これまでの3枚でやってきたことが、ここで一つ完成したという感じ。デビュー作で見せた自分たちのルーツであるブルース。Ⅱで見せたオリジナリティと作品の統一感。Ⅲで見せたフォーク・ロックの要素。その3要素がⅣで見事に結実。傑作として完成されたという感じ。

 聞き所は何と言っても#1ブラック・ドッグ #2ロックン・ロール #4天国への階段の3曲。#1はブルース・ロックなんだろうけど、なんとも形容しがたい曲。独特のギターリフの繰り返しが印象的。レッド・ツェッペリンのオリジナリ ティが最もよく出てる曲の一つだと思う。#2はシンプルなハード・ロック。冒頭のドラムソロ、プラントの伸びやかな高音と連続シャウトが印象的。#4は ツェッペリン屈指の名曲かつ、ロック史に残る名曲。アコースティックギターから始まる静かなフォークソングが、徐々に激しさを増していき、最期にはハー ド・ロックに変化するという構成。こんな曲はなかなか無い。後に続くハード・ロック・バンドQUEENのボヘミアン・ラプソディみたいな大作。

プレゼンス(Presence)』(1976年)
バンドサウンドの究極系!

【無駄な音を排除したバンドサウンド – 後期の傑作『プレゼンス』】

 プレゼンスはキャリア後期の作品。ギター、べース、ドラム、ボーカルという基本編成だけでつくった作品。その内容はまさに「ハード・ロック」。格好良いギターリフが満載で、作品の完成度も素晴らしい。Ⅳと並ぶ最高傑作と言ってもいい。

 冒頭の「アキレス最後の戦い」は「天国への階段」に並ぶ屈指の名曲。10分を超える大作で、1曲目ながらアルバムのハイライトと言ってもいい。特にジミ-・ペイジのギタープレイが素晴らしい。これはアルバム全体に言えることで、全作品の中でも最高レベル。アルバム全編に渡って力強いギタープレイが聞ける。ギター好きは必聴。ジョンジーのベースもすごく格好良い。個人的には一番のお気に入り。

⇒「ディープ・パープル」「ブラック・サバス」