QUEEN(クイーン)まとめ【おすすめアルバム,名盤,レビュー,解説】

2017年11月15日

QUEEN(クイーン)まとめ – もくじ

  • QUEEN(クイーン)のプロフィール
  • Sheer Heart Attack(シアー・ハート・アタック)」(1974年)
    バンドの音を確立した名作!
  • A Night at the Opera(オペラ座の夜)」(1975年)
    キャリア最高傑作!ボヘミアンラプソディ収録!
  • A Day at the Races(華麗なるレース)」(1976年)
    オペラシリーズ第二弾!「手を取り合って」収録!

★名作をチョイスして随時更新予定

QUEEN(クイーン)のプロフィール

【基本情報】

Sheer Heart Attack(シアー・ハート・アタック)」(1974年)
バンドの音を確立した名作!入門アルバム!
★おすすめ★

シアー・ハート・アタック

【アルバム解説】

 ハード・ロックバンドとしてキャリアをスタートさせたクイーンは、ポップなさやドラマティカルな楽曲構成を身に着け、本作で見事にその幅広い世界観を表現してみせる。バンドにとって出世作であり、英米両国でのヒット曲「キラー・クイーン」も誕生した。一方で、本作は初期のハード・ロック路線を踏襲しており、アルバムのスタートはバンドキャリアでも上位に来る名曲「Brighton Rock」、中盤でシングル曲の「ナウ・アイム・ヒア」、後半でのへヴィ・メタルを予感させる「Stone Cold Crazy」となって表れている。

 一方で、自作「オペラ座の夜」に通じるドラマティックな「In the Lap of the Gods」といった曲も見られる。フレディの作曲における表現力や構成力がこの辺から急激に伸びていくのを感じる。

 クイーンを初めて聞くならば、この作品は必ず候補に入ってくる。キャリア初期の黄金期に突入し始めるので、本作以降の名盤への導入としても最適。先述したが、1曲目の「Brighton Rock」2曲目の「キラー・クイーン」を聞いて「いいね!」と感じたら、そのままアルバムの最後まで突っ走れという感じだ。自分で書いているうちにやっぱりこのアルバムは入門編として一番だと感じてきた。もしも全くピンとこないという人は、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「伝説のチャンピオン」の入っている『世界に捧ぐ』というアルバムを聞いてみればいい。クイーンは初期と中期以降で音楽性がガラリとかわるポイントがあるからだ。

【各曲解説ほか詳細情報】

【収録曲】
  1. Brighton Rock(May)
  2. キラー・クイーン(Killer Queen)(Mercury)
  3. Tenement Funster (Taylor)
  4. Flick of the Wrist(Mercury)
  5. Lily of the Valley(Mercury)
  6. ナウ・アイム・ヒア(Now I’m Here) (May)
  7. In the Lap of the Gods(Mercury)
  8. Stone Cold Crazy(Deacon/May/Mercury/Taylor)
  9. Dear Friends(May)
  10. Misfire(Deacon)
  11. Bring Back That Leroy Brown(Mercury)
  12. She Makes Me (Stormtrooper in Stilettoes)(May)
  13. In the Lap of the Gods Revisited (Mercury)
【動画で試聴】

A Night at the Opera(オペラ座の夜)」(1975年)
キャリア最高傑作!ボヘミアンラプソディ収録!
★★★最高傑作★★★

オペラ座の夜

【アルバム解説】

 前作で大きなヒットと成功を手にし、バンドの方向性も定まった。いわばバンドは最初の黄金期に突入したのである。そして、メンバーがみな高い意欲をもってアルバム制作に入る。そうして完成したのが、最高傑作と称されロック史にも残る作品『オペラ座の夜』であり、アルバムの核をなす歴史的シングル「ボヘミアン・ラプソディ」だ。

 本作の内容をわかりやすく伝えるならば、「ボヘミアン・ラプソディ」が核であり、アルバム全体を通してもやはり「ボヘミアン・ラプソディ」である。わけがわからんと言わず聞いてほしいところだが、ボヘミアン・ラプソディは「アカペラ・バラード・オペラ・ハードロック」という4部構成のロック・オペラである。つまり、様々な要素を組曲で組み合わせた作品だ。アルバム全体の構成もこれと同じであり、ハードロック、オペラ、ロック、カントリー、バラード、ポップ、さらにはラストを飾る「イギリス国家」まで、実に多種多様な音楽で構成されているのだ。そして各楽曲の中で、怒り、悲しみ、喜び、情熱、神話、人生など、まさに「人間と世界」というテーマを扱っている。

 ボヘミアンラプソディもまた、歌詞をそのまま解釈すれば――

 人を殺して嘆き悲しむ少年が「人生は始まったばかりなのに、僕はもう死んだも同然だ」と絶望する。家族に別れを告げ、喜劇に救いを求め、世界を変えた偉人から答えを探そうとし、悪魔に追いたてられて母の名を叫ぶ。果てには怒り狂い、最後は悟ったかのように「大したことない」「なるようになるだけだ」とつぶやき、自分の運命を受け入れる

――そういうわけで、このアルバムはボヘミアン・ラプソディなのである。

 あの曲が大好きという方は、このアルバムを気に入ることだろう。というより、あの曲を好きとは言わずとも「嫌い」という人は果たしているのだろうか? だからこそ、ロック史に残るクイーンの最高傑作と評されているのだ。

【各曲解説ほか詳細情報】

【収録曲】
  1. Death on Two Legs (Dedicated To…) (Mercury)
  2. Lazing on a Sunday Afternoon (Mercury)
  3. I’m in Love With My Car (Taylor)
  4. マイ・ベスト・フレンド(You’re My Best Friend) (Deacon)
  5. ’39 (May)
  6. Sweet Lady (May)
  7. Seaside Rendezvous (Mercury)
  8. The Prophet’s Song (May)
  9. ラヴ・オブ・マイ・ライフ(Mercury)
  10. Good Company (May)
  11. ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody) (Mercury)
  12. ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン(God Save the Queen )(Arr. May)
【動画で試聴】

A Day at the Races(華麗なるレース)」(1976年)
オペラシリーズ第二弾!「手を取り合って」収録!
★★名盤★★

華麗なるレース

【アルバム解説】

 前作の流れを引き継ぎつつ、より洗練された抒情的な曲調が特徴の本作。何と言っても聞きどころは、#6「Somebody to Love」~#10「手をとりあって」の後半のメロディアスな流れだ。クイーンのキャリアを通じても、後半にかけて聞き手の感情を揺さぶる流れは随一。美しさやメロディアスな曲が好きな人には、絶対にこの作品を勧めたい。前半は軽快な曲、ハードかつオペラティックな曲で構成されるが、やはりこちらもメロディの良さが際立つ。

 もう一つ言うならば、「オペラ座の夜」との2枚組アルバムくらいに考えていい。2つのアルバムはキャリア初期の集大成であり、初期に彼らが求めた壮大さや様式美はここでピークを迎えている。とにかくもう、よく練られた複雑な展開と重厚なコーラス、大胆かつ繊細なクイーンが大好きならば、この2作でいつまでも楽しめる。

 オペラ座の夜にボヘミアン・ラプソディがあったように、華麗なるレースには「手をとりあって」がある。日本語の歌詞が一部で採用されていることでも有名なこの壮大なバラードがアルバムの最後に居座ることで、何とも言えない安心感を与えている。そりゃあボヘミアン・ラプソディと比べてしまえば大抵の曲は霞んでしまうが、この曲の存在意義を考えてみて欲しい。キャリアの絶頂期にある世界的なバンドが、オリジナルアルバムのラストの曲で日本語の歌詞をつけるということなど、他にあるだろうか? 当時の日本人はそれこそもう狂ったように喜んだだろうと想像できる。クイーンは日本でもかなり知名度があったからなおさらだ。しかもその歌詞が何とも言えないほど美しい。讃美歌のごとく洗練された曲調に、日本の「侘び寂び」と言うべき、空間や余韻を感じさせて余りある言葉。とにかくまあ、ラストの曲の日本語を聞くだけでも価値があるというアルバムだ。

【各曲解説ほか詳細情報】

【収録曲】
  1. Tie Your Mother Down(May) 4:47
  2. You Take My Breath Away(Mercury) 5:08
  3. ロング・アウェイ(Long Away)(May) 3:33
  4. The Millionaire Waltz(Mercury) 4:54
  5. You and I(Deacon) 3:25
  6. 愛にすべてを(Somebody to Love)(Mercury) 4:56
  7. White Man(May) 4:59
  8. 懐かしのラヴァー・ボーイ(Good Old Fashioned Lover Boy)(Mercury) 2:54
  9. Drowse(Taylor) 3:45
  10. 手をとりあって(Teo Torriatte (Let Us Cling Together))(May) 5:57
【動画で試聴】

「執筆中!随時更新予定!」(年)

画像

『』

【収録曲】

洋楽

Posted by hirofumi