フロイトの「意識と無意識」について[心理学,精神分析]

2017年11月8日

フロイトの考える「意識」の話は面白い!

フロイトの精神分析 (図解雑学-絵と文章でわかりやすい!-)

もくじ

初期のフロイトが考えた心の構造

  •  心の構造
    • 【意識】人間が「意識」している部分
    • 【前意識】無意識の中にあるが、注意をすると意識に現れる(例:ど忘れした単語など)
    • 【無意識】自分を脅かす記憶・思考・感情(トラウマ、反社会的・反道徳的な感情など)が抑圧されたもの

  フロイトはもともと医者であり、神経症の患者を治療していました。そして患者の症状を見ていくうちに、その原因が心にあるのではないかと考え、精神分析を行うようになりました。

脳や体に何も異常がないのに精神(神経)が病に冒されたようになる病気

引用元:神経症 – Wikipedia

 例えば蛇を異常に恐れたり、ある匂いをかぐと体に変調をきたすというものです。これらの症状は、例えば過去のトラウマの抑圧によって説明されます。幼い頃に両親が大げんかし、その際にクッキーを焼いていたとします。その記憶が抑圧されて無意識に追いやられ、クッキーの匂いをかぐと気分が落ち込むというような、原因不明の症状となって現れるのです。

夢が意味不明で支離滅裂なわけ

 抑圧されて無意識となった記憶などは、神経症のほかにも、言い間違い、夢などによって表に現れます。フロイトといえば「夢判断」が有名ですが、人間の夢を分析することで、心の構造を知ろうとしていたのです。

 神経症が原因不明であったのと同じように、夢の内容も意味不明で支離滅裂なものが多いです。これも、抑圧された記憶が原因です。抑圧された記憶はそのまま出て来ると自分にとって都合が悪いので、歪められて現れます。それが夢というわけです。例えば悲しみの象徴として枯れた花が出てきたり、誰かの死が「旅立ち」と歪められ、旅行をする夢になったりします。

 

 

フロイトは夢や原因不明の病を理論で説明しようとした

 フロイト以降に多くの学者が研究を進めた結果、彼の考えに間違った部分もあるとわかっていますが、今でもその影響力は大きいです。また、素人が見ても彼の考えはとても面白いです。夢などという、誰でも知っているが説明のつかないものを、理論で説明し、学問にまで押し上げたことが、フロイトのすごさの一つだと思います。

 

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