「オールド・ボーイ」がハリウッドで映画化!

実力派のスパイク・リーが監督も、パク・チャヌク監督の1作目を超えるのは難しい!?

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なぜこのタイミングで2度目の映画化!?

  • 原作:96年~98年
  • 映画:2003年(韓国)、パク・チャヌク監督
    カンヌ国際映画祭で審査員特別賞、シッチェス・カタロニア国際映画祭でグランプリなど、国内外で圧倒的な評価を得る。
  • 映画:2013年(アメリカ)、スパイク・リー監督
    続編ではなく、ハリウッドでのリメイク作品という位置づけ

 

 ハリウッドでの映画化の話が出たのは、1作目の映画が公開された5年後、2008年です。しかし、映画化権の譲渡について、韓国と日本の双葉社の間で訴訟が起こるなど、映画化はなかなか進まず。元々はウィル・スミス主演、スピルバーグ監督というプランもあったそうです(参考:オールド・ボーイ – Wikipedia)。

 紆余曲折を経て、1作目の映画が公開されてから10年、ようやくハリウッド版が公開されました。日本では2014年の6/28から公開されています。すでに公開されているということで、実際に見に行くのが一番です。しかし、気になるのはどうしてリメイクしたのか、ということです。パク・チャヌク監督の作品はあまりにも素晴らしすぎて、誰がリメイクしたところで「1作目は超えられない」という印象があります。

 

 

(スパイク・リー監督のコメント)僕たちが取ったアプローチと、ジョシュ・ブローリンを迎えたことで、僕たちはオリジナルに敬意を示し、自分たち自身の映画で違いを作る必要があった。ジョ シュは契約書にサインする前に、許可をもらいにパク・チャヌク監督のところに行った。パク監督はジョシュに、許可を与え、「僕が作った映画をなぞるのでは なく、自分自身の映画を作れ」と言ったんだ。

引用元:【インタビュー】スパイク・リー、『オールド・ボーイ』をハリウッド化したワケとは

 

エンディングこそ違うと言われているが、オリジナルに対するオマージュシーン、アイテムがあちこちに散りばめられており、ファン心をくすぐる作りに。

引用元:(cache) 米版『オールド・ボーイ』は韓国版へのオマージュ満載 廊下で35人と戦う名場面も

 

 この他にも、ラストが韓国版と微妙に異なっているそうです。

 これらの情報をまとめますと、ハリウッド版は、「本当はもっと早く公開したかったが、ようやく作品としてまとまった。1作目のオマージュも盛り込みつつ、オリジナリティーにも配慮したので、結構楽しめるよ」といったところでしょう。韓国版を見た人でも、見る価値はありそうです。

 監督はこれまでアカデミー賞へのノミネートの他、カンヌにも何度も招待されている実力のある方です(参考:スパイク・リー : 受賞歴 – 映画.com)。主要作品はドゥ・ザ・ライト・シング、日本で知名度が高い作品としてマルコムXがあります。

 

 

工夫された公式サイトと、予告編の紹介

 ページをスクロールすると、ストーリーに沿って主人公の20年間を見ることができます。

 

 

 まだオールド・ボーイを知らない人は、原作の力が非常に大きい作品なので、ハリウッド版からでも十分楽しめるでしょう。ハリウッド版を見て興味を持ったら、パク・チャヌク監督の作品を見るのをおすすめします。非常によくできた映画で、衝撃を受けるはずです。

 

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