新人賞の選び方、新人賞の傾向と対策[小説の書き方,応募,準備]

2017年11月8日

新人賞の選択から傾向と対策まで

もくじ

新人賞のジャンル選び

純文学系新人賞(締切順・代表的なもの)

大衆・エンターテイメント系新人賞(締切順・代表的なもの)

 

 

新人賞の傾向と対策

新人賞を主催する文芸誌を入手する

 小説の新人賞は、通常は出版社が主催しており、各社の文芸誌にて選考結果と選評が発表されます。新人賞を主催する文芸誌の情報は、この記事の「新人賞のジャンル選び」のところで確認して下さい。
 たとえば文學界新人賞ならば、「文學界」の6月号と12月号になります。この場合、過去の6・12月号のバックナンバーを入手し、どのような作品が選ばれたか、どのような点が評価されたか、などを分析していきます。

 入手方法は、直接注文してもいいですし、書店に注文することもできます。また、Amazonなどでも購入可能です。また、図書館で借りることもできます。図書館は古いものでも簡単に入手できるのでおすすめです

文芸誌の選評の読み方

 文芸誌の選評では、受賞作と最終候補作について、選考委員がそれぞれコメントを述べています。まずはそれらをざっと読んでみましょう。受賞作のあらすじや特徴がわかります。また、どこが評価されて受賞に至ったか、逆に受賞はしたものの、プロから見た際の作品の欠点なども確認できます。

 選評の後には、受賞作が掲載されています。受賞作の他にも、佳作、特別賞なども掲載されていることも多いです。先ほどの選評を念頭に入れて読むと、ポイントが良くわかります

 選評はまた、それぞれの新人賞の趣向を知るのにも役立ちます。純文学系とエンタメ系の賞で傾向は大きく分かれますが、純文学系の中にもエンタメ寄りのもの、逆にエンタメ系の中でも純文学寄りのもの、さらに系統はあっても実質的にノンジャンルのものもあります。

 

編集者、新人賞の選考委員、作家などの本を読む

 編集者や選考委員、あるいは下読みや選考の経験をしたことのある作家が、新人賞について本を書いていることがあります。応募の基本から、選考の方法、受賞のために必要なことなど、かなり役立つ情報が詰まっています。新人賞に応募するならば、読んでおいて損はありません。知っている範囲ですが、いくつか本をあげておきます。

 

  • 小説の書き方、プロ作家のアドバイス、新人賞の傾向など、小説執筆について総合的な情報を得ることができます

 

 

  •  かつて文藝春秋で編集者として活躍してきた「高橋一清」さんの本です。多くの作家デビューに携わった経験があります。本の中では、新人賞への応募からデビュー後について特に詳しいです。選考の際のプロセス、選考で落とされる作品の特徴などが書いてあり、実践的な内容です。

 

 その他にも、まだ読んだことはないものの、役立ちそうな本をいくつかあげておきます。