マー君と則本選手に見る今期の楽天イーグルス

2014年7月13日

則本選手は楽天の大エースになれるか!?

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今年もマー君がいたとしたら、5月終了時点でチーム勝率は5割に

  • 田中将大選手:8試合登板、7勝0敗(5月終了時点)
  • 2014年イーグルス:20勝28敗、勝率.417(5月(48試合)終了時点)
  • 2013年イーグルス:27勝21敗、勝率.563(〃)

参考:スコアボード | 東北楽天ゴールデンイーグルス オフィシャルサイト(2013年5月31日)、スコアボード | 東北楽天ゴールデンイーグルス オフィシャルサイト(2014年5月28日)

 

 今年の48試合終了時点でのチーム 勝率は.417。これと同じ勝率のピッチャーがいたとして、彼を昨年のマー君と交代したと仮定しましょう。

 8試合×0.417≒3勝5敗が、マー君7勝0敗と交換です。勝ち負けのつかなかった試合はチームは負けているので、7勝1敗としましょう。

 勝ちが4つ増えて、負けが4つ減ります。チーム成績は24勝24敗となり、勝率は.500、本日の時点でロッテと日ハムが勝率5割で3位ですので、団子状態で3位争いをしていることになります。

 

 さらに、忘れてはならないのはマギーの存在です。現在は、ナショナルリーグ東地区の首位を走るマーリンズに所属し、チームの4番に座っています。打率.299、打点32と活躍しています。

 昨年の5月終了時点では、.312、10本塁打を放っています。(参考:成績詳細 | 東北楽天ゴールデンイーグルス オフィシャルサイト)彼もチームにいたと仮定すれば、3勝くらいの上乗せはできているでしょう。これでちょうど、2013年のチーム成績にならびます。少々雑で強引な計算でしたが、今年の楽天の低迷の原因は、マー君とマギーの穴を埋められていないからでしょう。

 

 

2戦連続完封のエースの風格漂う則本選手!

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 現在借金9の5位(5月30日時点)と苦しむチームにあって、一人気を吐いているのが則本昂大選手です。昨年はルーキーながら15勝をクリアし、プレーオフでも熱のこもったピッチングを見せた投手です。

 当然彼に新エースとしての期待がかかりました。さらに言えば、マー君の抜けた穴を埋めるという、少々重すぎる期待をかけられていました。いくらなんでも、高卒1年目で10勝、キャリアハイで24勝、メジャーでもいきなり6連勝という選手の穴埋めは、超一流のピッチャーでも容易なことではありません。

 

 しかし、則本選手と田中将大選手は共通点があります。それは負けん気の強さと勝ち運です。特に2014年に関して言うと、完投・完封できるエースというところも、マー君に似てきました。

 完投については、実は昨年は0だった則本選手。しかし、マー君が抜けたことで意識し始め、今年は球数が多くなっても志願して完投する、あるいは完投を目指す姿が見られます。現時点ですでに4完投、うち完封が3(ともにリーグトップ/5月30日時点)ということで、チームへの貢献度は計り知れません。

 

 僕が個人的に思うエースの条件は、勝ち運と勝負強さです。どんな内容であれ勝ちがつくピッチャーは何ものにも代えがたい価値があります。また、ピンチでの強さは、シーズンはもちろん、プレーオフで大きな力を発揮します。特にマー君は、味方打線の爆発を呼び込む運と、ピンチでの異常な強さをもっていました。

 まだ二年目ですが、則本選手にもこの二つは備わっていると思います。今後のイーグルスを支えるエース、そして球界に数人しかいない「大エース」になれるよう、応援しています!

(余談ですが、個人的に思う大エースは、ソフトバンクの摂津選手、オリックスの金子選手、セリーグでは前田健太投手の三人だと思います。ジャイアンツの菅野選手もすでにこのレベルにあると思っています。)

 

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