『ミスティック・リバー』のあらすじ・感想

2014年7月5日

ストーリーも演技も素晴らしい、イーストウッド監督の傑作ミステリー!

ミスティック・リバー [DVD]

もくじ

 

『ミスティック・リバー』のあらすじ

犯罪社会から足を洗い雑貨店を営むジミーと、家族と共に平凡な毎日を過ごすデイヴ、そして刑事のショーンの3人は、今は特に親しい仲ではないが、同じボストンで暮らし少年時代を共に過ごした幼馴染である。実は、彼らが11歳のとき、デイヴが見ず知らずの大人に誘拐され性的暴力を受けたのを境に離れ離れになったのだ。それから25年経ったある日、ジミーの娘が遺体となって発見され、殺人課の刑事となっていたショーンがその事件の担当となった。やがてこの事件は幼馴染であった3人を数奇な運命へと導いて行く。

引用元:ミスティック・リバー – Wikipedia

 

【あらすじ・つづき】

※詳しいところまで書いていますが、結末部分のネタバレはありません

 この後、容疑者が2人あげられます。1人はデイブ、もう1人はケイティ(殺されたジミーの娘)の恋人ブレンダンです。デイブは殺人があった日の夜、酒屋でケイティを見かけています。そして、その後血だらけになって帰宅し、妻に「強盗に襲われた」と言います。一方ブレンダンも、当日の朝ににケイティに会っていました。そして、彼はジミーから良く思われていません。実はジミーは、かつてブレンダンの父親と因縁関係にあったのです。

 ここからは、ジミーの過去、そして殺人のあった夜にデイブが何をしていたかを軸に、刑事のショーンとデイブが犯人探しをしていくことになります。警察は矛盾の多いデイブを問い詰めていき、ついには連行して尋問を行います。それを知ったジミーはデイブが犯人だと確信し、かつての犯罪仲間を引き連れてデイブを追い詰めていきます。しかし、事件は予想外の方向に進展していきます。

 

 

『ミスティック・リバー』の感想・考察

 テレビをつけたらたまたまやっていて、タイトルも確認せず20分くらい見ていたらのめり込んでしまいました。後から確認するとイーストウッド監督の有名作品ということで、いい映画はやはり人を惹きつけるものだと実感しました。

 内容は過去に事件に巻き込まれ、トラウマを抱える幼なじみの話です。詳しくはあらすじを見て欲しいですが、三者三様の人生を歩んでいたのが、殺人事件をきっかけに再び嫌な過去を思い出すことになります。

 

 

 見どころは主演のショーン・ペン、助演のティム・ロビンスケヴィン・ベーコンの演技です。幼なじみをこの三人が演じるわけですが、名実ともにハリウッドを代表する俳優だけあって、それぞれのキャラクターを巧みに演じ分けています。有名俳優が三人揃って互いを食うこと無く映画を成立させているのは、俳優の実力はもとより、監督の力、脚本の良さもあるでしょう

 ストーリーは王道のミステリーです。しっかりドキドキさせてくれます。また、ただの犯人探しにならず、それぞれの人物の過去や人格をしっかり掘り下げており、キャラクターをじっくり見せてくれる映画でもあります。どうやらこの映画には政治色が強いようで、この三人はそれぞれアメリカ、イラク(中東)、国連(世界)を表してもいるようです。公開が2004年ということで、当然あのイラク戦争の影響を受けています。その辺も考えていくと、より楽しめる作品です。

 

 細かいことはいいとして、この映画は傑作です! しかし、アカデミー賞を逃しているようです。その年の受賞作品はロード・オブ・ザ・リングということで、仕方ないような気もしますが、それにしてももったいない!
 イーストウッド監督作品は初めてでしたが、あれだけ評価されているのも納得です。久しぶりに映画で唸ってしまいました。おすすめです!

 

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