『ミスター・ロボット』のあらすじ・感想

シーズン1のあらすじをおさらい!

『ミスター・ロボット』のあらすじ

エピソード1~2

 セキュリティ企業に務めるエンジニアのエリオット、彼は夜になると正義のハッカーとなり、悪人を個人的に取り締まっている。話すのが苦手で無表情、人付き合いも決して良くない。精神不安定で、麻薬にも手を出す。同僚で幼なじみのアンジェラには極めて「一般的」な彼氏がいるが、彼にも無愛想といった有様。しかし、仕事とハッキングの腕は文句なし。

 ある日、得意先の大企業「イービルコープ」からセキュリティ問題の解決を依頼される。これまでに見たことのないような攻撃を受けるも、ギリギリのところで食い止めたエリオット。しかし、そこで攻撃者が送ったあるメッセージに気が付く。そこからエリオットは、謎の組織「エフソサイエティー」と関わりを持つこととなる。彼らの目的は、社会を牛耳る大企業「イービルコープ」と戦うこと。具体的には、イービルコープの持つ資産を奪い取り、社会へ還元すること。そのために、ローンの権利や顧客データを消去することだった。

シーズン3~4

 ひょんなことからエフソサイエティと関わることとなったエリオット。しかし、国や社会を動かしかねないほどの巨大プロジェクトを目の当たりにし、激しく動揺する。
 そんな彼を他所に、目的のためなら手段を選ばないエフソサイエティは、世界を巻き込んでプロジェクトを進めていく。犯罪の片棒を担ぐことを拒否し、エリオットは集団から離脱した。しかし、一度結んだ約束を破棄したエリオットに、エフソサイエティは大胆な報復をする。怪我を負ったエリオットは、病院のベッドで目を覚ました……。

 エリオットは「普通」の生活を求めて、生活を立てなおそうとする。アパートの住人であるシェイラ恋人になり、勤め先の「オールセーフ」の社長ギデオンの食事会に参加。わずかな間だが、普通の生活の楽しさを実感するエリオット。しかし、イービルコープが父の病気の原因であったことを知り、彼はエフソサイエティへ戻り、計画への参加を決意する。
 イービルコープのデータ破壊計画に、いくつかの問題が発生する。セキュリティ強化のためのデータ保管施設増設と、エリオットの禁断症状だ。一方で、彼の周囲も慌ただしくなる。アンジェラとシェイラの接近、ダーリーンは計画のカギを握る人物を探し始める。そして、エリオットは、仲間のサポートで何とか正気を取り戻す。

シーズン5~6

 エリオットはエフソサイエティのメンバーと共に、イービルコープのデータ保管施設「スティールマウンテン」に進入する。トラブルに見舞われるも、予定通りの仕事を終えた。アジトに戻り、いよいよプロジェクト実行と言う時、問題が発生。計画の協力者である謎の集団「ダークアーミー」が参加を拒否。彼らがいないと中国にあるデータセンターを破壊することができない。スティールマウンテンのデータ破壊も無意味になる。計画は頓挫してしまった。

 一方で、エリオットの元に、麻薬の売人であり、シェイラに麻薬を横流ししていたベラから連絡があった。エリオットに「刑務所から出せ」と無茶な要求をし、シェイラを拉致。エリオットはダーリーンと共にベラを脱獄させるも、シェイラは殺されてしまった。想像以上の危険人物ベラは再び野に放たれた。

シーズン7~8

 エフソサイエティは活動休止状態。ダーリーンは強引な方法でダークアーミーとの接触を試み、なんとか面会の許可を得ることに成功。一方、アンジェラはイービルコープの廃棄物汚染隠蔽問題の渦中にあった。彼女は母親の死の真相を突き止めるために、決断する。オールセーフを潰しかねない決断に、社長のギデオンは猛反発する。

 再び動き出したプロジェクト。エリオットはダークアーミーの重要人物「ホワイトローズ」と面会し、彼がこれまでの騒動の裏で糸を引いていたことを知る。そして、彼の指示に従って、プロジェクトを実行段階へと移した。喜びに浸るエフソサイエティのメンバー。しかし、エリオットはそこで衝撃の事実を知ることとなる。エリオット、ダーリーン、ミスターロボット、この三人は、切っても切れない縁を持った三人であったのだ。

 

ミスター・ロボットの感想

2015年アメリカ発、Amazon独占配信の人気ドラマ

Mr. Robot』(ミスター・ロボット)は、アメリカ合衆国のテレビドラマシリーズである。USAネットワークに て2015年6月24日から放送されている。本国で2015年9月2日に放映された第10話をもってシーズン1が完結し、2016年にはシーズン2の放送 が予定されている。日本ではAmazonによる動画配信サービス、プライム・ビデオにて2015年9月24日より字幕版、吹き替え版が独占配信されてい る。

引用元:Mr. Robot – Wikipedia

 アメリカのテレビドラマを見たのは久しぶりだけど、作りがしっかりしているのはさすが。物語は面白いし、編集の仕方も上手い。わざと話を細切れにし て、謎の多い話に作り変えてる。ちょっと違和感があるくらいのつくりが調度良く、面白さ以外にも作品としてのセンスや芸術性も兼ね備えてる。

 日本のドラマは嫌いじゃないし、最近は持ち直しているけど、アメリカの作品と比べると雲泥の差。このミスター・ロボットもそうだけど、くどくど説明しないし、観る人に考えさせるところが良い。視聴者を馬鹿にしていない感じが、すごく好感持てる。

マトリックスへのオマージュがちらほら

 ミスター・ロボットは、簡単に言えば天才ハッカーの話。主人公のエリオットはセキュリティ企業に勤めていて、技術は申し分なく、そこそこの生活もしてる。でも、何となく人生や社会に不満を抱えている。こういう設定はありがちというか、コンピューターものでは王道。そんなミスター・ロボットは、コンピューターものの作品の中でも超有名なマトリックスからの影響がかいま見える。

 例えば、エンジニアとハッカーの二足のわらじ、社会から浮いている(社会に漠然とした疑問を抱いている)男が主人公、謎の集団からのメッセージ受信、と いったところはマトリックスと一緒。加えて、主人公が加わる集団の目的が、強大な敵との戦い。これも同じ。

 もうちょっと細かい話をすれば、エリオットがハッカー集団エフソサイエティと接触するのは、一人で地下鉄に乗っている時。向かいに座った男が不意に「あのメッセージは 見たか」と話しかけてくる。電車が駅で止まったところで、「もし気になるならついて来い」と。エリオットはドアが閉まる直前に車両から飛び出し、男に話し かける。しかし、男は「今は詳しいことは言えない」。

 全部を明かさないままに主人公をとりあえず連れ出すあたりも、マトリックスと似てる。マトリックスとの大きな違いは、SFか否か。マトリックスは もろにSF。「コンピュータが人類を支配していて、コンピュターを動かす動力源として人間が培養されている。そこから人類を救い出す」というゴリゴリの SF。一方、ミスター・ロボットはあくまで現実的。もちろんフィクションだけど、あくまで現実で起こりうる話。SFという要素が抜けた分、より多くの人が 楽しめるはず。

 

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