ムーミンのテーマパーク「メッツァ(metsä)」2019年春全面オープン!

2017年10月31日

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ムーミンテーマパークのまとめ・最新情報!
施設情報、開業日、場所・アクセス、周辺環境など

【目次】
  • 正式名称は「メッツァ(metsä)」
  • 施設情報
    • メッツァビレッジ(2018年秋開業)
      【北欧のライフスタイル体験がテーマ】
      【各部屋にサウナ完備の宿泊施設、グランピングなどが目玉】
      【地域住民参加のマーケット!メッツァビレッジを盛り上げよう!】
    • ムーミンバレーパーク(2019年春開業)
      【ムーミンの世界を再現】
      【オリジナル商品を購入できる】
      【世界初のムーミンの総合施設】
    • 場所・アクセス・地図
    • 周辺環境
    • 埼玉県飯能市 -ふるさと納税「ムーミン基金」と財務支援

正式名称は「メッツァ(metsä)」

 通称ムーミンテーマパークは正式には「メッツァ(metsä)」という名前で、入場無料の「メッツァビレッジ」(2018年秋開業)とムーミンの世界を再現した「ムーミンバレーパーク」(2019年春オープン)を含む施設となります。また、それらの事業を指す言葉としても使用されています。場所は埼玉県飯能市にある宮沢湖畔、ムーミンをテーマにした、世界初の総合型施設となります。池袋から車or電車・バスで共に1時間ほど。西武鉄道のバックアップも受けるので、アクセス面は今後整備されていきます。

 メッツァ(metsä)とはフィンランド語で「森」を意味し、現在の宮沢湖周辺の自然・環境・設備を残しつつ、これまで「住民の憩いの場」となってきた面を活かすというコンセプトがあります。そのため、パークを二つのゾーンに分け、手前の「メッツァビレッジ」を入場無料のパブリックゾーン、奥の「ムーミンバレーパーク」をムーミンゾーンに分けています。

 事業の運営には自治体である飯能市も参加しており、地方創生という側面を持っているのも特徴的です。テーマパーク運営においては、ターゲットの選定が重要だと言われますが、飯能市の地域住民をその一つにあげています。これまでとは違った、地方創生というテーマをもったテーマパークでもあるのです。

メッツァは”北欧時間が流れる森と湖での体験を通じて、こころの豊かさの本質に気づき、日常生活へと持ち帰れる場所”を目指します。「メッツァビレッジ」と「ムーミンバレーパーク」も同じ思いのもと、それぞれのテーマにあわせた体験をお届けいたします。

メッツァ公式サイト」より

施設情報

メッツァビレッジ(2018年秋開業)

【北欧のライフスタイル体験がテーマ】

 ムーミンはフィンランド発祥。そこで、テーマは「こころの豊かさ」「北欧のライフスタイル」「体験」となっている。公園のような施設機能を基本とし、入場は無料。日常的に訪れて、自然を感じつつ、来場者がそれぞれに合った楽しみ方を追求できる。

【各部屋にサウナ完備の宿泊施設、グランピングなどが目玉】

 具体的な施設としては、「マーケット」「レストラン」「ワークショップ」など。マーケットやレストランでは、四季折々の地元野菜を購入・飲食することができ、自然素材を使った工芸品の販売なども行う予定。ワークショップでは、森で素材を集めて飾り物を作ったり、季節に沿った野菜や果物を使ってジュースやジャム作りなどができる。

 さらに、フィンランド発祥であるサウナを各部屋に完備した宿泊施設のほか、屋内宿泊施設が完備されたグランピングエリアなども計画中。

【地域住民参加のマーケット!メッツァビレッジを盛り上げよう!】

 メッツァビレッジは北欧のライフスタイルを体験する場である一方、地域住民でマーケットをつくりあげるという狙いもあるようです。メッツァ(metsä)のテーマの一つに地域創生があり、メッツァビレッジのマーケットに地元の主婦や学生が参加しする。具体的には、小規模の店舗をつくり、北欧から取り寄せた商品を売るというもの。

 フィンランドの地元の企業で、地元の商品を売りたいという人たちがいるが、日本のマーケットに輸出したくともリスクがあって難しい。メッツァ(metsä)を運営するフィンテックグローバル社がそういった企業との仲介役をし、メッツァビレッジ内で売ってみませんか? と提案する。賃料は初めは無料で、利益が出た場合にだけいただくという形で、参加しやすい環境を用意する。フィンランドの企業にとってもメッツァビレッジにとっても良いことだし、それを地域住民が担うと言うことで、まさに地域でつくるテーマパークとなる。このようなことも、計画しているようです。

 このようなマーケットがあれば、ただテーマパークを訪れるだけでなく、自ら参加するという楽しみ方もできるわけです。ムーミンのテーマパークにばかり注目がいきがちですが、メッツァビレッジもかなり面白い施設になりそうです。

ムーミンバレーパーク(2019年春グランドオープン)

【ムーミンの世界を再現】

 こちらが通称「ムーミンテーマパーク」と呼ばれる部分。ムーミンの世界を再現し、ムーミン一家の生活体験、ムーミンとその仲間たちとの出会いがテーマとなっています。ムーミンバレーとはあのムーミン谷を指し、ムーミン谷に住むキャラクターや建造物を楽しむことが出来ます。

 具体的な施設としては、物語の世界を追体験できるアトラクションのほか、ファンにとってはたまらない、物語に登場した「ムーミン屋敷」「灯台」「水浴び小屋」「エンマの劇場」「海のオーケストラ号(シアター)」「天文台」を再現した施設があります。全体として、物語の魅力、原作者のトーベ・ヤンソンの世界観を体験できる施設となっています。

【オリジナル商品を購入できる】

 また、大型のギフトショップやレストランもあり、オリジナル商品を購入することができます。メッツァビレッジと合わせて、施設内には催事場や大小のショップが複数あるので、様々なショッピングを楽しむことができそうです。

【世界初のムーミンの総合施設】

 ムーミンバレーパークは、世界では初のムーミンをテーマにした総合施設です。その計画・運営にあたっては、本場フィンランドにある「ムーミンワールド」「ムーミン美術館」、そして隣国スウェーデンにある「ユニバッケン」などを参考にしています。

 総合施設というのは、屋内、屋外、さらには体験型の施設、芸術性をもった施設、そのすべてを含んだものということです。フィンランド及びその周辺国で非常に愛されているのが覗えますし、世界的にもファンは多いです。そのため、テーマパーク目当てに日本へ来る外国人客も増えるのではないでしょうか?

 では、実際のムーミンワールドの様子を見てみましょう。

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 こちらはフィンランド南部の島にある本場のムーミンパーク。派手なアトラクション等はないものの、着ぐるみのムーミンやスナフキンなどのキャラクターがおり、ムーミン谷の風景を再現している。子供が喜びそう。

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ムーミン屋敷も立派。周囲の風景ともマッチしていて、のんびりとした時間が過ごせそう。

 

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 屋内の家具や飾り、食器などの小物も工夫されている。外国の食器や雑貨好きの人にはたまらない世界!

場所・アクセス・地図

  • 場所:埼玉県飯能市宮沢431番3(宮沢湖畔)
  • 最寄り駅:西武池袋線飯能駅
  • アクセス
    ①電車・バス
    西武池袋線「特急レッドアロー号」で飯能駅まで40分。飯能駅~宮沢湖までバス10分。
    ※西部鉄道がシャトルバスを運行予定
    ②自動車
    池袋より関越自動車道・圏央道経由で1時間ほど(約60km)。
    (圏央道・狭山日高IC下車、秩父・飯能方面へ約6km)

周辺環境

参考サイト等:

埼玉県飯能市 -ふるさと納税「ムーミン基金」と財務支援

 飯能市は、知る人ぞ知る「ムーミン自治体」となっています。そもそもの発端となったのは、1997年に開園した『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』の開設です。ムーミンの世界観を再現した公園は、ムーミンの産みの親であるトーベ・ヤンソン、その姪であり、ムーミンキャラクターズ社長であるソフィア・ヤンソンからの承認を受けていると言う、本家が認めた公園です。

 これに伴い、飯能市では自治体をあげてムーミンをテーマにした町おこしを始めます。現在では、ふるさと納税として「ムーミン基金」を設け、キャラクターグッズなどを納税者にプレゼントしています。その他、自治体の中でムーミンに関するイベントなども積極的に開催し、徐々に認知されるようになりました。

 そんな中、フィンテックグローバル株式会社がムーミンのテーマパークを計画しているというニュースが入ります。一度都内に候補地が決まったものの頓挫。そこで飯能市が積極的に誘致活動を行い、現在に至ります。飯能市は人口8万のそれほど大きくない市ですが、今回の事業によって知名度をぐっと上げることになるでしょう。

 この「ムーミン基金」、2017年9月には2億円を超える額となり、市では「メッツァ」事業への投入を表明(市とフィンテックグローバル社の間では2015年に「地方創生に関する基本協定」が締結されており、市の条例の中では基金の使途を「北欧の雰囲気とムーミンの世界を体験できる施設と連携した観光施策の推進」としていました)。パークの保有・運営のための、地方企業出資の合同会社への出資する予定です。

 ふるさと納税を活用し、財政の中から支援をするということで、飯能市の本気度が覗えます。