MLBのチャレンジ制度に賛成?反対?

チャレンジ制度のルールと論点について確認

約半分の試合で行われ、1/3で判定が覆る

  • 開幕から2週間で185試合が行なわれ、84個の判定がビデオで確認され、そのうち28のジャッジが覆された。チャレンジの成功率は33%
  • 2人の監督が、このシステムによる判定の変更に不満を抱いて抗議した末に退場処分を食らっているという事実も見逃せない

引用元:(cache) ビデオ判定で「余白」が消える――。MLB審判新制度と野球文化の考察。(1/3) – Number Web : ナンバー

 半分近くの試合でチャレンジ制度によるビデオ判定が行われ、その1/3ほどで判定が覆っているというデータです。実際に中継を見ていると、ほとんど毎試合行われている印象があるほどです。特にイチロー選手などはすでに4回、マー君も2回ビデオ判定にからむプレーをしました。

 

【MLBのチャンレンジ制度によるビデオ判定】

  • ストライク判定以外のほぼすべてのプレーに適用
  • 6回までに1度、7回以降に1度、合計二度のチャンスがある
  • ただし、1度目のチャレンジで失敗すれば、二度目の権利は剥奪
  • 7回以降は責任審判の判断で利用可能

 

 中継を見ての個人的な印象ですが、確実にミスジャッジだとわかった場合にはかなり便利な制度です。攻撃側ならアウトをヒットに、盗塁死をセーフに、守備側ならセーフをアウトにできます。ツーアウト時のきわどい判定、序盤での先取点に絡みそうなプレーなどでどの監督も積極的に利用しています

 

 

チャレンジのタイミングも「采配」のうち?

【チャレンジ制度をめぐる議論】

  • 審判の権威がなくなる
  • 試合が中断する

 

 大きな論点はこの二つでしょう。審判の権威については、確かに明らかなミスの際にチャレンジされると厳しいところがあります。ただ、ミスが起こることをあらかじめ認め、ルールをしっかり作ったということで、むしろ選手・監督の不満はなくなり、信頼度は上がるのではないでしょうか

 むしろ試合が中断する点の方が影響が大きいと思います。応援しているチームの投手がいいピッチングをしている時に、いちいちチャレンジをされると見ている方はちょっとイライラします。また、判定によって損をする側の気持ちの切り替えも大変です。

 ただ、これは逆に考えれば、試合の流れを変える「采配」の一つになりえます。得点にからまない些細なプレーでも、打ちあぐねている投手に対してチャレンジをし、判定を覆せば、投手のリズムを少しは乱すことができます。

 

 チャレンジ制度について、ファンには賛成派が非常に多いです。試合の中断などのマイナス面はあるものの、実際にMLB中継を見ていると、判定までの作業はかなりスピーディーに行われます。また、判定に使用される映像がスクリーンに写され、観客も一緒に確認することができます。この辺がMLBのすごいところだと思います。日本でも導入して欲しいですが、MLBのようにできるかどうかがちょっと不安な気もします。

 

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