電子書籍の作り方

2014年4月23日

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電子書籍を作るのに必要なもの

  • epubファイル

epubファイルの作り方

  1. wordやメモ帳で原稿作成
  2. epubファイル変換サイトの利用(でんでんコンバーター)
  3. epubファイル編集ソフトの利用(sigil)

 

 

 epubとは、簡単に言えばファイル形式のひとつです。wordで文書を作成すれば「docx」ファイルですし、画像は「jpg」、メモ帳では「text」ファイルになります。
そして、電子書籍は「epub」ファイルとなるのです。

 

では、このepubファイルをつくるにはどうしたらいいか?
これはワードやメモ帳から自動でepubファイルを作ってくれるサイトを利用します。
細かい編集などを無視すれば、これだけで電子書籍の元になるファイルは完成です。
後はKindleストアにて出版の手続きを行えばいいでしょう。
ただ、それだけではあまりに乱暴なので、epubファイルの編集用のソフトも紹介してます。

 

ここまでの説明を見てもわかるように、電子書籍の作成は結構簡単にできます。
私も電子書籍の出版を思い立ってから、ものの3日ほどで出版の準備までもっていきました。
電子書籍についていろいろ知るのに1日、epubファイルの作り方を学ぶのに1日、そしてKindleストアでの出版方法について学ぶのにさらに1日、といったところです。

 

まだまだ勉強中ですが、このページをざっと読むだけでも、電子書籍はそれほど敷居が高くないとわかるでしょう。

1. wordやメモ帳で原稿作成

こちらは読んで字のごとく。いつもどおりに文章を作成していけばいいです。
wordかメモ帳かの選択は、epub変換サイトによって使い分ければいいでしょう。

 

私が利用したサイトは、でんでんコンバーターです。
このサイトでは、メモ帳でお馴染みのtextファイルを使います。
wordを使い慣れている人は、wordで作成した原稿をそのままメモ帳にコピーアンドペーストすればいいでしょう。

2. epubファイル変換サイトの利用(でんでんコンバーター)

さて、でんでんコンバーターの使い方については、サイトのトップ画面で本の情報とファイルの調整をいくつかするだけです。
このへんはサイト自体が非常にわかりやすいつくりですので、説明は不要かと思います。

2-1. でんでんコンバーターでできること

とりあえず、ファイル変換の際にできることを箇条書します。

  • 原稿ファイルと共に、表紙画像もアップロードできる
  • タイトルと著者名の記入
  • 縦書と横書きの選択
  • 扉ページと目次ページの自動生成
  • 楽天Kobo用の拡張子「.kepub.epub」への変更

 ここで注意点がいくつかあります。

  1. 表紙画像の名前は「cover.jpg」にする。
  2. 目次をつくる上での、タイトルや改ページの指定

1については説明不要でしょう。
2については、原稿に少し手を加えるだけで簡単にできます。
この際、でんでんマークダウンについて知っておく必要があります。

2-2. でんでんマークダウンの使い方

(参考)

これは、でんでんコンバーターでファイル変換をする前に、あらかじめメモ帳へ記入しておくといろいろ便利になる記号のことです。

 

ではまず、章のタイトル表示です。
例えば小説の場合、各章ごとにタイトルや番号をつけるでしょう。それを大きな文字で表示した上で、タイトルや番号ごとに目次を自動でつくるための記号があります。

  • 章のタイトル・番号の表示と、目次への表示……#タイトル#

章のタイトルや番号を、「#」で囲ってやるだけです。非常に簡単です。
(ここでは#で囲んだ文字をh1要素として表示します。#の数を増やすとh2,h3…と変化していきます。)

 

次は改ページの指定です。章の終わりでは、改ページを行う必要があります。
それも自動でできてしまいます。

  • 改ページの指定……===

原稿となるファイルのうち、改ページしたいところに「=」を3つ以上並べるだけです。

 

ついでにもう一つ、電子書籍をつくる上でルビが必要になります。
ルビは電子書籍の編集ソフトで後から付けることもできますが、でんでんコンバーターでの変換の際につけることも可能です。

  • ルビの例①……{電子書籍|でん|し|しょ|せき}
  • ルビの例②……{電子書籍|でんししょせき}
  • ルビの例③……{例|れい}

全体を「{}」で括った上で、漢字の後ろに「|」で区切った読みを書いていきます。

他にもいろいろ便利な機能があるので、詳しくはサイトの方を見て下さい。

3. epubファイル編集ソフトの利用(sigil)

(参考)

 

※注意(2014.4.23追記)
 でんでんコンバーターで出力されるファイルは「EPUB3」ですが、sigilでは「EPUB2」となっています。EPUB2は海外で主流であり、AmazonのKDPで販売するなら問題はないようです。しかし、日本ではEPUB3が主流であり、sigilを使用するとエラーが発生するようです
 でんでんコンバーターを使用した後、ファイルを編集するならば、EPUB3に対応した編集ソフトを使うようにしてください。

 

epubファイルの編集については、sigilというフリーソフトを使います。
まずはこちらのソフトをインストールします。
それから、でんでんコンバーターで作成したepubファイルをsigilで開きましょう。
(epubファイルを右クリックし、「プログラムから開く」でsigilを選択します。)

 

sigilの使い方については、wordが使えればそのうち慣れると思います。
英語表記のために少々わかりずらいところもありますが、編集画面に並ぶアイコンを見て「これはおそらく、こういうボタンだろう」といろいろいじっていけばいいでしょう。

 

細かい説明はところどころ端折りましたが、電子書籍のepubファイル作成の全体像は把握できたかと思います。
便利なサイトやソフトを使いつつ、ネット上で自分にあった作成法を見つけていくのがいいでしょう。