大統領選挙から一夜明けて……

2016年11月16日

大統領選とメディアと有名人と

トランプ熱狂、アメリカの「反知性主義」

「ヒラリー優勢」の一連の報道は「意図せずしての偏向報道」だった?

 誰も予想していなかったドナルド・トランプの勝利。日米のあらゆるメディアは直前まで「ヒラリー優勢」の報道。特に、直前にいろいろな世論調査の結果が報道されていたけど、そのどれもがヒラリーの勝利を予想していた。少なくとも、自分が見た中で投票日直前にトランプの勝利を予想していたメディアは皆無。いつも読んでいる日経新聞だけはトランプショックを警戒してか、ギリギリまで「可能性はかなり低いけどリスクはあるよ」という程度の注釈をつけていた。さすが日経。でも、俺は「日経もういいよ。トランプ当選はありえんよ」と思っていた。

 さて、選挙に関する一連の報道は、果たして「偏向報道」だったのか。それとも、みんな本当に「予想できていなかった」のか。ここが重要なとこ。ニュースや特番を見ていて思ったのは、「意図せずしての偏向報道」ということ。議員経験も無く、あれほど無茶苦茶な発言をしてきた候補が、まさか当選するとは思っていなかった。その結果、意図せずして情報が偏ってしまったということ。それが日本中、世界中のメディアを巻き込んで起こったというのがすごい。

明らかに偏っていた日本のメディア

 ただし、明らかに偏っていたところはあった。一つは、ヒラリー陣営の応援にかけつけていたアメリカのスターたち。ハリウッドスターに、世界的な歌手。マドンナやらレディ・ガガやらシュワルツネッガーやらの超有名人が次々出てきてトランプを「完全な悪」だと批判する。有名人が誰を応援しようとそれは自由だけど、あそこまで露骨にやったら、もう偏向報道と同じじゃないか? それから、アメリカの主要メディアの報道を鵜呑みにした、日本のメディア。選挙直前にはすっかり楽観ムード。トランプが大統領候補にまでなった背景はろくに報道せず、完全なる悪者と決めつけるのみ。例えばワイドショーで、コメンテーターがちょっとでもトランプを評価しようものなら、「こいつ頭おかしいんじゃないか?」と睨みつけるような雰囲気すらあった。

 

 

レディー・ガガはアホ

 さて、ややこしい話は置いといて、ヒラリー支持でパフォーマンスしてたレディー・ガガはアホだね。これだけは言わせてもらいたい。あいつはさ、歌手としての才能はあるよ。そりゃすごいよ。でも、20世紀のスターと比べたらスケールは小さい。それに、売れてからよくあることだけど、何かってえとメディアに出てきて「若者の代弁者」みたいなことやってきただろ。単に奇抜なファッションしてたのはいいとしてさ、「いじめ反対」とか言って、「マイノリティを応援する私はカッコイイ」みたいになってきただろ。この辺から怪しくなってきた。

 そんで何故か急にトランプ批判始めて、「私は最初からヒラリーを応援してました」とか言ってさ。これもやっぱり、「初の女性大統領」ってとこに乗っかりたかっただけだろ。「これからは女性の時代よ!」とか言いそうだもん、あいつは。はっきり言っちゃえば、あいつは政治のことなんて全然知らないだろう。だからこそ、わかりやすいヒールのトランプが出てきたから、そこに噛み付いた。自分から「私はアホです」って言ってるようなもんだよ。

 政治に首突っ込まないでさ、若い奴らが食いつくようなわかりやすい曲歌ってろよ。それで充分だろ。何なら、トランプへの謝罪ソングでも作ってみろっての。そうしたら、俺はレディ・ガガを見直すね。曲は聞かないけどね!