David Bowie(デヴィッド・ボウイ)まとめ【おすすめアルバム,名盤,レビュー】

2017年11月8日

プロデューサーとしてのデヴィット・ボウイ

 他のアーティストのプロデュース、あるいは共作も得意とするデヴィット・ボウイ。すごいのは、共作相手はどれもビックネームばかり。とりあえず名前だけでもあげておくと、ルー・リードイギーポップジョン・レノンQUEENミック・ジャガーなどなど。ロックの歴史に名を残した超有名アーティスト。加えて、ボウイが関わった作品はどれも「名作」になる。各作品を利いてみると、アーティストの良さを引き出す、引き立てる能力がずば抜けていることがよくわかる。

 大抵ビックネーム同士の共作となると、どちらかが目立とうとして共倒れすることが多い。でも、ボウイの場合は違う。例えば共作のデュエット曲なんかを見ると、どちらかと言うと自分は一歩引いて、互いの個性を打ち消さないようにしつつ、作品の中でうまい具合にアクセントになる。QUEENとの共作アンダー・プレッシャーなんかがそう↓

 面白いのは、スター相手に一歩引いて歌っているのに、きちんとデヴィット・ボウイの個性が出ていること。下手すれば、わりかし静かに歌っているボウイのほうが目立っちゃうこともある。これは、彼の表現力、とりわけ個性的な歌声が理由だと思う。

 そういうわけで、ここではボウイのプロデュース作品、デュエット、共作などをいくつか紹介。どれも有名な作品で、いろいろなアーティストを知るのにもちょうどいい。

 

トランスフォーマー』(1972) – ルー・リード


Transformer

 ロックの大御所ルー・リード。そういえば彼も数年前に亡くなって、大きなニュースになっていた。ルー・リードといえばヴェルベット・アンダーグラウンドのイメージが強い。洋楽を聞かない人でも、ヴェルベットのアルバムジャケットは知っているはず↓

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ』(1964)


Velvet Underground & Nico

 バナナのジャケットでおなじみのこのアルバムは、ロック史上に残る名作。ドアーズなんかと共にアートロックに分類される作品で、ロックをアートの領域まで押し上げた作品、ロックの地位を高めた作品と言われている。1964年と言えばビートルズがまだアイドルだった頃。そんな時代にロックでアートをやったんだからすごい。実際に聞いてみればわかるけど、60年代には早すぎる芸術的な作品。70年代後半、もっと言えば90年代始めくらいに発売されれば「ちょうどいい」って言われるくらい、時代を先取りした、先取りしすぎたアルバム。そのせいもあってか、当時は全く売れず、評価もいまいちだった。しかし、21世紀現在では歴代のロックのアルバムの中でも十指に入っておかしくないほどの評価。

 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの話が長くなりすぎたので、ルー・リードに戻る。彼の音楽はポップさと実験性を兼ね備えたもの。あと、語りかけるようなボーカルも特徴的。僕が初めて聞いたのは10代で、ベスト盤だったかな? その時は正直よくわからなかった。最近はまた聞いてみようかな、なんて思っているところ。そういうわけで、ルー・リードはちゃんと聞いてないし、あんまり詳しくない(笑)。『トランスフォーマー』の収録曲のいくつかはベスト盤で聞いているし、全盛期のルー・リードとデヴィット・ボウイが手を組んでいるんだから間違いないと思う。そんな適当なレビューをしつつ、今度はボウイの盟友イギー・ポップの話へ。

 

⇒page4「盟友イギー・ポップ」

洋楽

Posted by hirofumi