著書から厳選!北野武/ビートたけしの名言格言集!『超思考』『全思考』より

2018年3月8日

参考書情報

『超思考』の内容紹介

内容説明

バラ色の夢を語っても意味はない。人の世を生き抜く最低限の力をつけろ。思考停止した全国民に捧ぐ、現代社会を読み解く視点。

目次

日本総国民思考停止
医は仁術か、商売か
死刑の是非。生死の価値
そのハンバーガーは旨いか?
暗闇の老後をどう走り抜けるか
夢を売るバカ、探すバカ
芸術は麻薬だ
理想の国はあるのか
どっちにしろ幸せだ
唯一無二の価値はないか
人知の及ぶ範囲
飢える贅沢
本音という作り話
右向け、左!
師弟関係
俺の絵は売らない
爆発前夜
目に見えないこと
くそジジイとくそババア

引用元:超思考 / 北野 武【著】 – 紀伊國屋書店ウェブストア

【本の概要】

 2007年から2010年、「パピルス(雑誌)」に連載されたコラムをまとめたのが本書です。内容は、現代社会における様々な問題について、北野武さんが独自の視点から語っていくというものです。

 時事問題を扱っており、各章の冒頭には、ニュースのトピックスについて、簡単な説明が書いてあります。全体として、堅めで本格的なコラム集となっています。

 各章のテーマを見ていくと、「核兵器」「医療」「死刑制度」「大量消費社会」「高齢化」「仕事」「芸術」「政治」「金融」など多岐に渡ります。主要な時事問題、現代社会のテーマを網羅していると言っていいでしょう。現代社会にある問題について、北野武さんはどのような考えを持っているか、じっくり読み進めていくことができます。

『全思考』の内容紹介

内容説明

地球温暖化も、携帯電話による人類総奴隷化も、すべての危機は、気づいたときには手遅れだ。道 具の発明で便利になれば、その分だけ人間の能力は退化する。人類は叡智を結集して、破滅しようとしているのか!?生死、教育、人間関係、作法、映画―五つ の角度から稀代の天才・北野武が現代社会の腐蝕を斬る。世界の真理に迫る傑作エッセイ。

目次

第1章 生死の問題
第2章 教育の問題
第3章 関係の問題
第4章 作法の問題
第5章 映画の問題

引用元:全思考 / 北野 武【著】 – 紀伊國屋書店ウェブストア

【本の概要】

 本書は、幻冬舎から刊行された、書き下ろしの作品です。本書が好評だったためか、4年後に『超思考』という書き下ろしの本が同じく幻冬舎から刊行されます。内容は、現代社会の問題をテーマごとに語るエッセイです。また、書きおろしなので、項目ごと、章ごとのまとまりがしっかりしています。そして「北野武」名義ということで、真面目で本格的な内容となっています。

 内容を簡潔に紹介すると、現代社会で人々が抱える問題の中でも、答えがなかなか出ないもの。そのために、多くの人が見て見ぬふりをしているものがテーマです。例えば1章の「生と死」ならば、最近は医療の問題、介護の問題、老後の問題など、「生きること」ばかりが取り沙汰されます。しかし人間は何時の時代でもどんな状況でも最後は死が待っています。いくら科学が発達しても、世の中が便利になっても、これは避けられない問題です。しかし、人々は死から顔をそむけて生きている。その一方で、死んだらどうなるかは死んでみなきゃわからない……。このように問題は非常に入り組んでいます。

 武さんは「生と死」の問題に対して、自身のこれまでの経験を軸に考えていきます。武さんは人生で何度も「死」を経験しています。大学を中退して浅草に飛び出した際には学生としての自分を殺し、フライデー事件では芸能人としての死を覚悟します。そして、バイク事故の際には文字通り死に直面しました。これらの経験を振り返って、生と死の問題とどう向き合えばいいか、本の中で語っています。

 また、2章の「教育」では、子育て、いじめ、夢、ニートなどの問題に切り込んでいきます。日本の教育では、学校でも家庭でも「平等」「夢」「自由」といった上っ面だけの綺麗事を並べています。しかしそこで武さんは、「本当のことを言う」のを重視します。世の中は残酷で、社会に出れば激しい競走が待っていて、大人の世界にもいじめはある。それらの事実を包み隠さず子供に伝え、折れない心を育てるべきだと言います。また、子供に夢を見せるのではなく、世の中で戦っていけるだけの武器を身につけさせるべきだと、言います。

 このようにして、各テーマについて独自の考えを語っています。いろいろな角度から問題を眺め、その本質を見極めつつ、問題の核心を突く結論を導き出していく。ここが、本書の大きな特徴となっています。

『下世話の作法』内容紹介

内容説明

この本は私の『聖書』である。下品な俺だから分かる「粋」で「品」のいい生き方とは。よーく読んで、今こそ日本人の原点に戻りなさい。

目次

1 品―品がある人は分相応の生き方を知っている(「礼」がなくなって日本人は下品になった;ごはんは黙って食べよう ほか)
2 夢―夢をかなえたらそこで人生は終わる(手が届かないから「夢」って言うんじゃないの?;夢は人格まで変える ほか)
3 粋―本当のかっこよさは気の使い方に現われる(高倉健さんの「粋」は、どこから来るのか;フグの刺身をごちそうになったけど… ほか)
4 作法―サルがパンツを穿いた瞬間から作法が始まった(「ちゃんと」すること;礼儀知らずの芸人が増えたのはなぜなのか ほか)
5 芸―生き方を「芸」にできれば品はよくなる(芸人は社会の底辺にいる;「売れない理由」だけはたくさんある ほか)

引用元:下世話の作法 / ビート たけし【著】 – 紀伊國屋書店ウェブストア

参考までに……

 下世話という言葉は形容詞としての使い方もされています。

 庶民の噂話の中であっても、最低限の品は持とうというのがたけしさんの考え方です。たけしさんが幼少期を過ごした足立区島根町は、いわゆる下町であり、貧乏な人も多い地区でした。しかし、人々は品というものを持っていたと、たけしさんは言います。自分の育ってきた環境やそこにいた人々を通じて、たけしさんが品について語っていきます。

『ヒンシュクの達人』内容紹介

内容説明

政治家やタレント、ネットでつぶやく一般人に至るまで、世間は不用意な失言で顰蹙を買うヤツば かり。その点、この男はひと味違う。ヒヤヒヤものの毒舌をマシンガンのように繰り出しつつも、その言葉は常に人々を頷かせる説得力を持っている。悪口・暴 言も言い方ひとつで武器になる―。天才・ビートたけしが、自らの死生観や芸人論を交えながら「顰蹙の買い方」の極意を語る。

目次

第1章 政治家は「顰蹙の買い方」を知らない
第2章 震災以降、「生き方」と「死に方」について考えてきた
第3章 「恥」と「粋」の芸人論
第4章 顰蹙覚悟の「教育論」
第5章 「話題の芸能&スポーツ」一刀両断
爆笑トーク特別編(1) 衝撃!オイラの東京五輪開会式プラン
第6章 ニッポンの軽薄ブームに物申す!
爆笑トーク特別編(2) 「AVネーミング大賞」歴代ナンバーワンを大発表!

引用元:ヒンシュクの達人 / ビートたけし【著】 – 紀伊國屋書店ウェブストア

【本の概要】

 この本は、週刊ポストに連載されている「ビートたけしの21世紀毒談」から、話題になった話をピックアップし、加筆して書籍化したものです。内容は時事が中心であり、「維新の会」「東日本大震災」「THE MANZAI」「いじめ問題」「オセロ中島」など、世間を賑わせたトピックが満載です。

 連載の中から話題になったものをピックアップしたということで、内容は非常に濃く、読み応え抜群です。時事問題を切り口にしていますが、何年も前から継続して議論されている話題、これからも継続して議論されるであろう話題まで扱っています。特に第1章の政治、第2章の震災、第4章のいじめと教育の話は、かなりためになります。