B’z(ビーズ)のまとめ【おすすめアルバム,名盤,レビュー】

2017年11月18日

★最新アルバム『ダイナソー』情報あり!

もくじ

  1. 88’~91′ : 打ち込み・ダンスビート時代
  2. 91’~98′ : JPOP・ハードロック時代
  3. 99’~04′ : HR/HM時代~JPOP回帰時代
  4. 05’~      : バンドサウンド時代~現在
    アルバム各種ランキング

打ち込み・ダンスビート時代

  • 89.10.21
    BAD COMMUNICATION』(ミニアルバム)リリース。
     ロングセラーを記録し、シングル・アルバム通じて初のミリオンセラーとなる。

BREAK THROUGH』(90.02.21)

BREAK THROUGH

  • 売上:72.5万枚
  • 初の週間TOP10入り

 通算3名目のオリジナルアルバム。デビュー当時からのデジタルサウンド(打ち込みサウンド)は残しつつ、よりサウンドにエッジを聞かせた内容となっている。特に、ギターがかなりアグレッシブ。加えて、印象的なイントロが多い。当時の背景を振り返ってみるとその辺の意図が見えてくる。

 当時のB’zはまだ無名と言ってもいい時代。デビューから2作目のアルバムまで、事務所やスタッフも含めてかなり力を入れてきたものの、決め手となるようなヒット曲に恵まれていなかった(上述のミニアルバムはオリコン10位圏外で3年に渡るロングヒットの末ミリオンを記録。そのため、発売当初はまだ明確な「ヒット作」はなかった)。そんな中、ここで一発当てないとまずいという状況で作成されたのだ。

 このアルバムの良い点は、そんな背景も含めて、非常に挑戦的・攻撃的という点。発売から30年近く経った現在改めて聞いてみると、曲のアレンジや構成に目を引くものがある。特に有名なシングル曲も無い中「この曲おもしれえなあ」ってのがいくつもある。

【収録曲】

01. LADY-GO-ROUND
02. B.U.M
03. BREAK THROUGH
04. BOYS IN TOWN
05. GUITARは泣いている
06. Love & Chain
07. となりでねむらせて
08. HEY BROTHER
09. 今では… 今なら… 今も…
10. SAVE ME!?
11. STARDUST TRAIN

  • 90.06.13
    太陽のKomachi Angel』リリース。シングル・アルバム通じて初のオリコン1位獲得。

★おすすめ★
WICKED BEAT』(90.06.21)

WICKED BEAT

  • 売上:111.1万枚
  • ※ミニアルバム

 初期のB’zを聞く上で欠かせないのが本作を含めた数枚のミニアルバム。フルアルバムと違う点は、「過去発表曲の全編英詩&大胆なアレンジ」「自由度や遊び心のある作り手主導の作風」。打ち込みサウンドに英詩と普段よりもアグレッシブなギターが加わり、かなり面白い作品となっている。また、初期のヒットに恵まれなかったシングルの良さを再確認させてくれる。

 英詩は少々無理やりな表現などもあるが、日本人が聞く分には全く問題なし。多少文法や表現がおかしくとも、英語の響きを曲に乗せるのが上手いので、むしろそれがハマっている。その辺は稲葉さんの作詞センスのなせる業。後にベストアルバム「Pleasure」に収録される「Bad Communication E.Style」も聞ける。本作では7分超えの大作となっているので必聴。収録時間は22分と短いが、ハマると癖になり何度もリピートして楽しめるので、非常におすすめ。

【収録曲】

01. I Wanna Dance Wicked Beat Style
※2ndシングル「君の中で踊りたい」の全英詩&アレンジ
02. Komachi-Angel Red Hot Style
※5thシングル「太陽のKomachi Angel」 〃
03. Bad Communication E.Style
※ミニアルバム「BAD COMMUNICATION」の表題曲の英詩ver
04. Lady-Go-Round “W-40” Style
※3rdシングル「LADY-GO-ROUND」の全英詩&アレンジ

 

RISKY』(90.11.07)

RISKY

  • 売上:169.7万枚(フルアルバム初のミリオンセラー)
  • アルバム初のオリコン1位獲得

 このアルバムのあたりから、曲のクオリティがかなり向上。収録曲のインパクトも強い。デジタルサウンド主導での最後のアルバムであり、ミリオン&オリコン首位も獲得。何かと「節目」の作品。曲調もややハードロック寄りになっている。90年代のハードロックを取り入れた作風へとつながっていく。

 それにしても、この頃のCDの売れ方は半端ない。B’zはデビューからちょうど2年ほど。そこでいきなり160万枚というのは、今の音楽業界ではなかなか無い。当時は音楽プレイヤーはあのウォークマン。iphoneなんてないし、そもそも携帯電話が無い。ipodもないし、MDプレイヤーもない。カセットしかないのだ。それに、CDを借りたくてもTSUTAYAが無い。CDを買ってウォークマンを持ち歩くと言う時代だったのだ。バブルと言う時代の影響もあったかもしれない。なんとなくだが、バブル景気の当時の雰囲気も感じさせるノリノリの作品となっている。

【収録曲】

01. RISKY
02. GIMME YOUR LOVE -不屈のLOVE DRIVER-
03. HOT FASHION -流行過多-
04. EASY COME, EASY GO! -RISKY STYLE-
05. 愛しい人よGood Night…
06. HOLY NIGHTにくちづけを
07. VAMPIRE WOMAN
08. 確かなものは闇の中
09. FRIDAY MIDNIGHT BLUE
10. It’s Raining…

  • 91.03.27
    LADY NAVIGATION』リリース。シングル初ミリオンセラー。

★★おすすめ★★
MARS』(91.05.29)

MARS

  • 売上:173.5万枚
  • ※ミニアルバム

 シングル・アルバムでオリコン1位&ミリオンを達成し、ようやくアーティストとして軌道に乗り始めたB’z。次作からJPOP・ハードロックの路線に舵を切り、キャリアを通じて最初の全盛期に突入する。その前に発表されたミニアルバムがこのMARS(マーズ)。前作のミニアルバムと同じく、過去発表曲の英詩&アレンジが中心。ただし、1曲目に人気の「孤独のRunaway」が収録されている。こちらは日本語。ミニアルバムながら、全体の流れを考え、一つの作品としてしっかり作られている印象が強い。

 アルバムの特徴としては、収録曲のアレンジがかなりハードロック寄り。松本さんギターをガンガン鳴らしており、めちゃくちゃ格好良い。初期のB’zと言うより、キャリア全体を通してもここまでハードなアレンジをしているのは珍しい。稲葉さんおなじみのシャウトやねちっこい歌唱法もこの辺で確立されつつある。とりわけラストの1曲は、有名なシングル曲ながら全く別の曲に生まれ変わっている。まあ、とにかく完成度が高いのでおすすめ。

【収録曲】

01. 孤独のRunaway
02. Mars
03. Loving All Night 〜Octopus Style〜
※2ndアルバム『OFF THE LOCK』収録曲の全英詩&アレンジ
04. Love & Chain 〜Godzilla Style〜
※2ndシングル『LADY-GO-ROUND』カップリング曲の 〃
05. LADY NAVIGATION 〜Cookie & Car Stereo Style〜
※8thシングル「LADY NAVIGATION」の 〃

邦楽

Posted by hirofumi