50歳で現役&4000本安打へ

2016年8月10日

見えてきた50歳のイチローの姿

SLUGGER(スラッガー) 2016年 09 月号

山本昌とイチロー

 昨年9月。元中日のレジェンド、山本昌氏が引退を決めると、イチローから国際電話がかかってきた。
ねぎらいの言葉などを交わして、野球の話になると、イチローは、こう逆に問いかけてきた。

「昌さん、僕は、50歳までできますかね?」

 山本昌氏は迷わずに答えた。

「足だけに気をつけな。理論上、50歳までの体力、技術は維持できる。足の怪我にだけ気をつけて、全力疾走のできる筋力さえ維持できれば50歳までできるよ」

 するとイチローは、安心したように、こう続けたという。

「技術は、年々上がっているんです。出場機会さえあればキャリアハイを残せます」

引用元:イチローがレジェンドにかけた1本の電話 (THE PAGE) – Yahoo!ニュース

 

 このレジェンド同士の会話……ヤバいね! おそらく今後50年は出てこないだろう、日本人のメジャー3000本安打達成。メジャーの長い歴史の中でもこれまで30人しか達成者がいない記録。ひょっとしたら、イチローが最初で最後になるかもしれない。

 

 日本ではもっと騒いでいいと思うけど、オリンピックと重なっちゃったし、少し前に達成した日米通算記録の方が目立っちゃった。野球ファンじゃないと、そのへんの違いはわからなないから、仕方ない。まあ、どっちも信じられないくらいすごい記録だけど。

 

 さあ、気になるのは今後のイチロー。次なる目標は、若いうちから言い続けてきた「50歳で現役」。初めて聞いた時は何言ってんだと思ってたけど、ここまで来ると本当に出来そうだって思えてきた。42歳で数年来の不調から脱して、足も守備も未だにメジャートップクラス。今年の活躍を見てようやく「50歳のイチロー」がイメージできてきた。イチロー自身は、その姿をかな早い段階からイメージできていたんだろう。その辺がやっぱりすごい。信じられない。

 

 

守備と足は平均以上、打率3割前後を50歳まで維持できるか

 記事にもあるけど、50歳で現役を続ける上で一番難しいのは、契約できるかどうかだと思う。結局はそこ。仮に足も守備もダメになっても、代打で出場し続けることはできる。そんで塁に出たらすぐ代走が送られる。でも、そんな選手を契約するメジャー球団はあるか? おそらく無い。日本の縁のあるチームならばなくもないけど、実力主義のメジャーでは可能性はゼロ。

 

 じゃあ、50歳でもメジャーリーガーであり続けるためには、何が必要か。「守備と足は平均以上、打率は3割前後」これがイチローの特徴を踏まえた、現役を続けるラインだと思う。42歳の現時点では、「守備と足はトップクラス、打率は3割以上」となっている。代打出場を含めてこの数字はすごい。実際、シーズン途中でのトレードのオファーも複数あったほど。つまり、42歳の現時点ではイチローの需要はかなり高い。代走、守備固めもできて、代打でも打ちまくり、盗塁も二桁なんだから、とうぜんどの球団も欲しがる。特に、マーリンズみたいに若いチームには、イチローのような選手はピッタリハマる。

 

 50歳のイチロー、そしてメジャー4000本安打達成。絶対に見てみたい!!